資産と負債を考える

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みなさんこんにちは、モズークです。

しっかりとした資産形成には資産と負債を把握することが大事です。資産にもいろいろな特徴があります。資産と思っていたものが実は負債だったということもあります。資産とは持っているだけでお金が増えるものをいいます。例えば株、投資信託、国債、社債、活用されている不動産などです。

株は素晴らしい資産

株主はなにもしなくても、会社が利益を追求して企業活動をしてくれます。会社が利益を上げて会社の価値を高めれば、会社の株が価値を高めたのと同じです。株は持っているだけで資産価値が増えていくのです。株は土地や建物と違って、持っているだけでは税金はかからないので維持コストもありません。

これらの理由で、株は資産の中でもトップクラスのエリート資産です。

投資信託は無駄が多い

投資信託においては『投資信託を買ってはいけない3つの理由』で書きました。

顧客に買付手数料や信託報酬で負担をしいて、儲からなくても売る側が有利な投資信託。資産としてはそれほど優れているとはいいがたいです。

国債や社債はインフレを超えることができない

国債や社債などの債権も資産といえますが、株のように自ら価値を高めることはありません。満期が来れば全額帰ってくる元本保証のようにみえます。しかし満期時にインフレが進んで物価が上がっていれば、受け取るお金は実質下がっているのと同じです。国債の金利はできればインフレ率の2~3倍は欲しいです。今の国債の金利は1%を割っている状態で、まったくお話になりません。しかも途中で換金するとペナルティまでつきます。

わたしは資産としての魅力が低い国債は買いません。

不動産は資産化するためのハードルが高い

不動産も活上手に用できれば資産といえます。

土地をを人に貸して賃貸料金を得る。所有地にアパートを立てて部屋を貸し家賃収入を得る。自分が働かなくてもアパート経営で不労所得、いいですね。

ただお金を生み出す資産にするまでのハードルが高めです。アパートを経営して家賃収入を得るとしましょう。まず土地を購入しなければいけません。アパートを建てる建設費用も必要です。先祖代々の土地や遺産がたくさんあるという人なら問題ないでしょう。

普通の人はそんな資金がないと思いますので、銀行で融資を受ける必要があります。融資を受けるためにはそれなりの社会的信用が必要です。無職や職歴の浅い若者では信用がなくなかなか貸してくれません。

建ててもそれから費用も手間もかかる

運良く銀行の融資がおりて、土地を購入できアパートを建てることができたとします。アパートを建てても入居希望者が勝手に来てくれることはありません。入居者を集めるのに広告を出したり、アパート紹介の業者に委託する費用もかかります。アパート管理も自分でやれば経費はいりませんが、管理会社に頼めばもちろん費用が必要です。アパートの修繕や消耗品などにも当然費用はかかります。入居者が入らず、空き部屋が出ると当然収益は下がります。

このように不動産は数えればきりがないくらいの苦労をして、やっとお金を生み出す資産になります。ここまでして得た家賃収入は、おおくの手間や経費に見合ったものでしょうか?

社会的信用もなくめんどくさがりのわたしは、とてもじゃないが無理です。

お金を払うものは負債

負債とは持っているだけではお金を生み出さない、また逆にお金を取られてしまうものです。例をあげれば借金、自宅や土地、自動車などです。

借金はいうまでもなく負債です。借りたお金はちゃんと返しましょう。

自宅や土地、自動車は売ればお金にすることができます。これらは資産だと思うかもしれません。でも実は負債なのです。

自宅や自動車は負債

なぜ自宅や土地が負債なのかと思われるでしょう。

自宅など不動産には固定資産税がかかります。毎年固定資産税を取られます。商売をしたり人に貸して収入が得られなければ、お金を生み出さない自宅や土地は負債なのです。

相続などで受け継いで遊ばせている土地があるなら、有効活用できないか考えてもいいでしょう。毎年固定資産税をとられるだけの負債から、人に貸したりして資産にすることもできます。

ただ土地の資産活用でうまい話をもちかけ、身内でグルになって所有者に費用を負担させる。そのような詐欺まがいの話を持ちかけてくる人や業者がいるのも事実です。不勉強で騙されてしまうより、少しくらいは勉強しておいても損にはならないでしょう。

資産と負債はコントロールすることが大事

広い土地はあるのに生活が苦しい、そんなときは資産と負債を考えるいい機会です。使わない土地は売って負債を減らす。人に貸して収入を得られる資産ににする。資産と負債は割合をコントロールすることが大事です。

それが財産を増やしていく手助けになるはずです。

自動車も負債だけど好きなら仕方がない

仕事で使う商用車は経費ですが、自家用車はお金を生み出しません。維持コストもガソリン、オイル交換、駐車場料金、自動車保険、自動車税もろもろ。これだけみたら完全に負債としか言いようがありません。

でもその自動車が好きで、気に入って買ったのならいいと思います。趣味にお金がかかるのは当然です。家族や恋人と行ったドライブや旅行、自動車とともに過ごした日々はプライスレスでしょう。負債だからと売ったりしないで大切に使ってあげましょう。

例外として、ポルシェやGT-R、その他スーパーカーのように時間がたって希少価値が出て、資産価値の上昇するものもあったりします。この場合はもちろん資産になります。そのような自動車をもっていたら大切にしてあげてください。

やっぱり資産形成には株がオススメ

資産と負債についていろいろ書きましたが、株が資産形成において最も有利というのがわたしの結論です。ちゃんと選んだ株は、売る必要がなく資産価値を増やし続けてくれます。そんな銘柄を探して積極的に投資していきたいです。

この他にもタンス預金や銀行預金、保険や各会員権などがありますが、資産といえるか微妙なので取り上げませんでした。

それでは投資を楽しんで!!

お金は寝かせて増やしなさい

さようならバリュー株 こんにちはグロース株

みなさんこんにちは、モズークです。

わたしが株式投資に手を出してから10年以上たちました。その間にリーマン・ショックがあり、東日本大震災があり、アベノミクスありといろいろ大きな出来事がありました。運良く生き延びて、なんとか今日まで退場することなく投資を続けられています。

今回はバリュー株投資をやめた理由ならびに、グロース株投資への出会いを書きます。

バリュー株投資とは

バリュー株投資とは、株価が本来の会社の価値より低い株を買い、後に市場が本来の価値に気づき株価が上がればキャピタルゲインを得られるという投資法です。もともと100円の価値がある物が50円で売られていたらどうでしょう?もちろんお買い得ですね。そしてみんながそれを100円の価値があると思ったら売って儲けをだす。理屈的にはまったく正しい投資法です。

わたしも投資をはじめたてのころはバリバリのバリュー投資家でした。この投資法は目立たないもの好きで、流行りものに興味がないわたしにあっていました。できるだけマイナーで低いPER、PBRの銘柄を積極的に選んで買っていました。

一時は資産が半分に

ところが期待とは反対に、長いあいだ買った株は上がりませんでした。そのあいだにリーマン・ショック、東日本大震災での下げはひどく評価額が50%近く下げたときもありました。

それらの持ち株はアベノミクスで大きく上がるまでは、含み益もなく塩漬けになっていました。持ち株は現物しかなかったので、開き直ってなにも考えずにナンピン買いしていたのが功を奏しました。信用取引をしていたら今頃退場していたかもしれません。

市場がに元気がないときはバリュー株も上がらない

そのとき気づいたのは市場に元気がないときにはバリュー株もあがらないということです。みんなが買わないのだから本来の価値より低い株価で放置されます。そんな株がそこらじゅうにゴロゴロと転がっていたのです。

しかしいくら割安だからといっても、景気が悪く買い手がなければ株価は評価されないまま上がりません。アベノミクスの初動のように、みんなが株が上がると期待するタイミングでやっと割安株は大きく上がります。つまりバリュー株といえども、市場が好転するまでは上がらないということです。ここ10年でそんなおいしい経験したのはアベノミクスだけです。

ちょっとバリュー株に失望したわたしは、市場に元気がなくても上がる株を探す方法はないかと悩みました。

たどりついたグロース株投資

そんなときにある一冊の本に出会いました。それが『フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために』です。

フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために

この本で著者フィリップ・A・フィッシャーはバリュー株のことをこう書いています。

せいぜい5割引きのバーゲン品でしかない

そのときわたしの頭にまるで金槌で殴られたような衝撃が走りました。「ああ、わたしのやっているのは、バーゲン品を買い漁って高く売りつけるようなものだ!」そう思ったわたしはバリュー株投資にあっさり見切りをつけました。

そしてフィッシャーのすすめる成長株への投資、グロース株投資へと投資法を変えました。

グロース株とは企業の成長性を重視して投資する方法です。株価が会社の価値に対して割高だったとしても、将来的に成長し続ければ大きく利益が出ます。成長し続けるということは持っている限り株価は上がり続けるので、売る必要がありません。持ってるだけで丸もうけ、まさに理想の資産です。

いまはそんなすばらしい成長株に投資したいと心がけています。とはいえ、そう簡単には見つからないのですが、それはまた別の話。

それでは投資を楽しんで!!

貯金だけで大丈夫?忍び寄るインフレこそリスク

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みなさんこんにちは、モズークです。今回は貯金のリスクについて書きます。

貯金、いい響きですね。貯金が趣味でお金が増えていくのが楽しみ、という方もいるのではないでしょうか。預金通帳に並んでいる数字を見ると気分がウキウキするのもわかります。

貯金は株や債券のようにマイナスリスクがないから安心だと思っていませんか。そんな安心財産のと思われがちな貯金は、実はほったらかしにするだけではリスクが高めです。えっ?貯金のリスクなんて聞いたことないよと思われるかもしれません。いったい貯金のリスクとは何なのでしょう?

貯金のリスク、それはインフレです。

インフレこそ最大のリスク

元本が保証されている貯金は、引き落とさなければ口座からお金は減っていきません。通帳の数字が減ってないからそのとおりです。利息も微々たるものですがちゃんとつきます。

しかし目に見えなくても確実に資産は徐々に減っています。どういうことでしょうか?実はインフレでお金の価値は年々減っていきます。

商品価値が上がることはお金の価値が下がること

そんなわけあるわけない、1万円は1万円の価値があると思われるでしょう。周りを見てください、最近買い物をして値段が上がった物はありませんか?

軽自動車は昔は50万円で買えるものもありましたが、いまでは100万円を超えるものがほとんどで、200万円クラスも珍しくなくなってきました。機能や技術が上がって商品の価値があがっているから高くなるのは当然です。それだけではなく人件費、材料費、開発費などの生産コストがあがったのも理由です。

商品の価値が上がり価格が高くなる、これは相対的に見ればお金の価値が下がっていると同じです。

日銀のインフレ目標率は年2%

日銀の量的緩和でお金全体の量は年々増えています。2016年8月現在、まだ達成されていませんがほぼ確実に将来的にはインフレになるでしょう。

日銀のインフレ目標は年2%です。これがもし達成されれば、30年でお金の価値は約半分になる計算です。単純に考えて、いま100円で買えるものが200円になります。

インフレから資産をまもるために

一所懸命働いて貯金した現金100万円が、30年後には半分の50万円くらいの価値になってしまう。そんなことになったら悲しいですよね。

銀行にお金を預けておくだけでなにもしないこと、それは目には見えない忍び寄るリスクなのです。インフレリスクを回避するためには積極的にお金を運用し、最低でもインフレと同程度の運用益を出していくしかないのです。

堅実で真面目な国民性でしょうか、日本は貯金意欲が非常に高い国です。90年代のバブル崩壊の後遺症もあり投資はギャンブル、危険、高リスクという考え方も強いです。ですが、ただ貯金しておくだけでは株や債権などのリスク資産よりも高いリスクを背負う可能性も高いです。

インフレに身を任せ資産が減っていくのをただ眺めているのではなく、将来の資産は自分の手でまもりましょう。

過去には預金の利率8%なんて時代も

余談ですが、過去には貯金しておくだけで利息が年8%ついた時代がありました。10年持っていれば貯金が倍になった、そんなおいしい話があったのです。もしこの先そんな利率になったなら、貯金だけでインフレ率を超えます。

そのときは預金しておいても大丈夫です。もちろん積極的に運用などしなくてもいいですよ。