【ハンドレッドバガー計画】その1:Amazon.comを分析する

みなさんこんにちは、モズークです。

株価が10倍になることをピーター・リンチはテンバガーと呼びました。いまでは株式投資家の間では一般的な単語となっています。

あたりまえですが100万円分買っておいた株がテンバガーになれば1000万円です。あれ?思ったよりもインパクトが足りない気がしませんか?

そうです、確かに買った株が10倍になるというのは大変素晴らしいのですが、これで引退や~めた!というほどの効果はないのです。一般的にセミリタイアを目指す人が引退可能と想定している資産は1億円以上です。つまりテンバガーを達成した後、増えた資産でさらにテンバガーをもう一度達成しなければ1億にはなりません。

え?テンバガーを狙わなくても地道に投資していけば1億は可能?はい、そうですね。ですがその手法では売ったり買ったり売ったり買ったりと手間がかかります。普通のサラリーマンや仕事をしている人はそんな時間はありません。

つまり何が言いたいかというと最初から100倍、つまりハンドレッドバガーになる株を100万円買っておいて放置しておけば夢の億り人になれるのです。

はい、そんな株がわかれば苦労しませんよね。誰だってそー思う。わたしもそー思う。

ですが過去に100倍を達成した株は実際に存在しました。おそらく今現在上場している株の中にも将来100倍になる株は潜んでいるはずです。

そんな100倍になる株を見つける計画、それがハンドレッドバガー計画です。

過去のハンドレッドバガーに学ぶ

100倍になる株を探すには、過去に100倍になった株を参考にすればええやんけ!!というわけで過去にハンドレッドバガーを達成した会社を分析してみます。

Amazon.com

ネットで通販するならアマゾン、というくらいの知名度を誇るアマゾン。小売とITと結びつけ、ITバブル時はもちろんITバブルが弾けた後でも、一時的に株価を下げたあとは順調に成長を続けています。

書籍ECから始まった事業も今では殆どの商品を網羅し、おまけに電子書籍ものシェアも4割以上という恐ろしい会社。それでいてAmazon Primeなどの新しいサービスもどんどん出してきて、保身などこれっぽっちも考えていません。企業はある程度の大きな規模になったら成長が鈍化するものですが、アマゾンにはそれがありません。おそらくこの先もなにか新しいサービスを出してくるでしょう。

一方、その成長に対してアマゾンに属する労働者の仕事量が急激増えたため、労働環境の悪化や運送会社との関係悪化なども招いています。

まだ赤字のうちに買っておく

そんなアマゾンですが、初期の数年間はは利益を出せない会社でした。あまりにも利益が出せないので、バカにされ続けたそうです。それでもそんな利益を出せないときに、先見の明でアマゾン株を買っておけば、はい!ハンドレッドバガーです。

つまりハンドレッドバガーの条件の一つは、

初期に利益を出せなくても、素晴らしい事業であれば買っておく

といったところでしょうか。

そんなアマゾンのように、初期は赤字ですが将来業界を変えてしまうほどの事業を展開している会社はあるでしょうか?もしあるならばそれはハンドレッドバガー候補かもしれません。

とまあこんな感じで過去のハンドレッドバガー株の会社を分析していきたいと思います。たぶん不定期のシリーズ企画になります、というかします。いま決めました。まさか書いてる途中までシリーズ企画になるとは思ってませんでしたが、結果オーライということで。

なおこの適当な分析を読み株式投資して損失を出しても、自己責任でお願いします。

それでは投資を楽しんで!

【書評】生涯投資家

生涯投資家

村上世彰 著

村上ファンド事件とはなんだったのかという疑問の一部が紐解ける
村上氏の投資スタンスに共感
企業に積極的に働きかける「もの言う株主」の捉え方が変わった

おすすめ度 ☆☆☆☆☆

当時はよくわからなかった村上ファンド事件

村上氏がインサイダー取引の容疑で逮捕されたのは2006年です。それはちょうどわたしが投資を始めたばかりのときでした。

ライブドショックも同時期だったと記憶していますが、どちらが先でどのような関係があったのかという時系列や関係性はよくわかりませんでした。

当時はテレビでヒステリックに村上氏のことを悪者にする報道が流れていたと思います。母と二人でテレビをみながら、母に「この人みたいな守銭奴になっちゃいけないよ」と言われた記憶があります。しかし投資を始めたばかりのわたしはインサイダー取引がなんなのかすらわからず、なぜこんなに連日テレビで放送しているんだろうくらいの感想でした。というかまるで興味がなかったという方が正しいでしょう。

あれから10年以上経って、今この本を取って読んでみた感想は「この人、ハメられたんじゃないかな?」というものでした。たしかに本著は村上氏視点から書かれていますので、そのような印象になるのでしょう。ですが今の加計学園の報道と同じく、ある組織や誰かの意図でむりやり悪の印象を植え付けられて、真実を歪められたというのがわたしの感想です。

マスメディアや獣医師会などの既得権益側に手を出すと、各方面からむりやりこじつけで悪者にされ、社会から事実上抹殺されてしまうのは今も昔も同じなのかとちょっとがっかりします。

投資家としてのスタンスに共感できる

村上氏の投資スタンスは「もの言う株主」という印象があります。

その「もの言う株主」の印象はテレビや新聞の報道で、企業からむりやり配当を出ささせたり、会社を乗っ取るという印象操作をされていました。ですがこの本を読めば、「株主軽視の傲慢経営をしている企業」に「もの言う株主」だったと読み取れます。

つまり「もっとやれるのになぜやらないんだ」という叱咤激励なのです。実際はどうかはわかりませんが、わたしも個人投資家の端くれなのでこの投資スタンスは共感できます。

これは数日前に読んだ『【書評】これが長期投資の王道だ』の著者で同じくファンドを運用していた澤上篤人氏の、企業を応援するスタンスとはまったく逆に見えます。ですがこれは作用する方向が違うだけで、本質的には企業を良くしたいという思いは同じであると気付きます。

この二人の投資家としての投資哲学にはわたし自身もおおいに学ぶところがあり、またおおいに共感できます。

読み物としてもおもしろい

この本の作りはハードカバーで、文字もやや小さめでありページ数も結構あります。表紙は真っ黒でいかにも読みにくそうな感じです。それでも中身は大変読みやすく、また内容が面白いのですんなりと読み終えました。元官僚だから文章が読みやすいとか、そんなわけはないのでしょうが、いままで読んできた中ではかなり読みやすい部類の本に入ります。

しかも読み物としてだけではなく、投資哲学の参考としても勉強になります。株式投資の初心者はもちろん、ベテラン投資家ならなお面白く読めると思います。

正直この本を読まなかったらインサイダー取引をしたという悪い印象のまま、村上氏に対してあまりいイメージを持たなかったでしょう。しかしそれは投資家という視点から見れば間違いだったと気付きました。

今でも村上ファンド事件当時の印象のままの人もかなりいることでしょう。そういう人にもぜひ一度読んでもらって、どこに真実があるのかを自分の頭で考える。

そして巷にあふれているフェイクや印象操作をまずは疑い、うかつに簡単には信じないようにする。そんな機会を与えてくれる良書です。

【書評】これが長期投資の王道だ

これが長期投資の王道だ

澤上篤人 著

個人的に考えが違うところもあるが、多くの面で共感できた
銭ゲバ連呼しすぎ
ファンドマネジャーにありがちな自分とこのファンド紹介がなくて好感

おすすめ度 ☆☆☆☆

みなさんご存知さわかみファンド

本屋に行ったらこんな本が出ていたので買ってみました。

著者の澤上篤人氏は投資をかじったことがある人なら名前くらいは知っていると思いますが、さわかみファンドを運用しているさわかみ投信の創設者です。

さわかみファンドといえば目先の利益にとらわれない長期投資という印象ですが、その運用哲学は詳しくは知りませんでした。ですがこの本によってその株式投資に対する思いの片鱗を感じることができました。

その内容は本を買って読んでもらうとして、面白かったのがとにかく投機家や短期の投資家を「銭ゲバ」とこき下ろしているところです。わたしも常々小さな値幅でりざやを稼ぐような投資家にあまり良い印象を持っていなかったのですが、それを澤上氏は「銭ゲバ」とバッサリやってるところは流石だと思いました。

しかも1回だけでなく何回も「銭ゲバ」「銭ゲバ」「銭ゲバ」と連呼しています。よっぽど近視眼的な取引が嫌いなんでしょう。

あと気付いたのは澤上氏の執筆スタイルは「大事なことなので2回書きました」ということです。「あれ?これさっき読んだ文章と同じことが書いてある」と思うこともありましたが、たぶん意図的にやっているのでしょう。大事なことをを繰り返し繰り返し書くことで、読者に「これは大事なことだな」と気付かせるようにしているのでしょう。

これは初心者にも読みやすい配慮だと思いました。

後半になるにつれて熱量が上がっていく

最初の方は初心者にやさしく説くように書かれているのですが、後半になるとだんだんと文章がヒートアップしているという印象を受けました。

とくに生活者個人個人が日本企業のオーナーになるという大きなビジョンを説明するときは、まるで目の前で熱くなった澤上氏が語っているかのように感じました。おそらくここら後半の部分が澤上氏がいつも考え、そして実現させたい部分なのでしょう。わたしも日本の個人が日本企業の大株主になるというのは常に願っていることなので、大いに共感しました。

ただところどころ考え方が違うところや、ミクロ経済とマクロ経済の考え方がわたしとの違いがあったりしました。売買のサイクルなどはわたしの投資手法とは違う考え方でした。もちろん同じ長期投資家だとしても細かいところで考え方の違いはありますので、これは当然だとおもいます。

ファンドのことには触れず

他にわたしがいいなと思ったところは、さわかみファンドの運用側なのにファンドのことについてのセールスみたいのものが出てこなかったことです。

誰とは言いませんが他のファンド運用者の著書などを読むと、ファンドの運用方針や哲学もほどほどに自分のファンドのセールスをするものもありました。そのときは、「なんだ結局自分のファンドを売り込むための本かよ」とがっかりしました。

ですが澤上氏のこの本はそういうことはなく、むしろファンドのことには全く触れません。ブックカバーの帯には「年利5%を18年続けた云々・・・」と書かれていますが、帯の煽り文句は出版社の仕事なので澤上氏はノータッチだと思われます。つまり宣伝目的ではなく、純粋に長期投資について書かれた本ということです。

そういうところに、長期投資家としてのこだわりと強い信念を感じました。

文字も大きめで読みやすく内容は投資初心者にもわかりやすいので、長期投資について詳しく知りたいという人は読んでおいて損はない本です。

株式投資においてある老人との会話で気づいたこと

みなさんこんにちは、モズークです。

今回は株式投資においてある老人との会話で気付いたことについて書こうと思います。

それは遡ることおよそ2ヶ月前、わたしは初めて株主総会に出席しました。株主総会の会場に時間よりかなり早く着いてしまったわたしは、株主の受付だけ済ませてロビーで座って待ってました。椅子に座ってしばらく待っていると、おそらく70歳は超えているであろう老人が隣に座りました。

その老人から話しかけられ、会話することになりました。もちろんお互い株式投資家であり、同じ会社の株主なので話題に困ることはありません。株式投資の経験はどれくらいとか、この会社の株をいつから持っているかとか、どういう投資スタイルなのかなどが話題に上がりました。

そのなかで気付いたのは、お年寄りはパソコンを全く使っていないということでした。

情報源は新聞

話を聞いているうちに、どうやらこの老人は地元企業だからという理由だけでこの会社の株を買っており、ファンダメンタルズなどの分析はしていないようでした。さらに会話の内容から、株価を知るのは翌日の朝刊というようなこともわかってきました。

これから予測できることは、ある程度の年齢から上の世代は未だにパソコンやスマホは使わずに株式投資をやっているということです。パソコンを使ってないということは、もちろんネット証券も使っていないでしょう。おそらく対面窓口のある証券会社で、売買の注文は電話の口頭で注文を出しているのでしょう。

これから考えられることは、パソコンが使えない高齢者はパソコンが使える世代に比べて圧倒的に少ない情報で株式投資をしているということです。

もちろんそれが悪いというわけではありません。情報が多すぎて逆に狼狽売りや、早すぎる利確などに繋がることもあります。むしろ何も知らないでホールドしてるだけのほうが良い結果を出すこともあるでしょう。

ですがやはり株式投資において情報は多いほうが有利というのは事実です。パソコンやスマホが使えるということは、株式投資においてはかなりのアドバンテージだったのです。

株価ぐらいしか情報がない

あと気づいたことはやたらと株価のことを気にする、いや株価しか気にしていないといったほうが正しいかもしれません。

「この会社の株は先月までは上がり続けていたのに、ここ数日は下がり続けている。」

というような話を聞いたとき、ファンダメンタルズや業績の推移はあまり重視していないなという印象を受けました。

この会社はROE20以上、ほぼ毎年二桁成長、今旬な分野の業種でしばらくは安泰、そして株主思いの経営陣の優秀さは折り紙付きです。数年持っているだけで大きな株価の上昇をしてきたことは長期ホルダーなら周知のことです。

しかし出てくるのは上のような近視眼的な最近の株価の話ばかり。いろんな情報を交えてやんわりとこの会社の良さを説いてきましたが、老人はあんまり納得はしていないようでした。情報を仕入れる術が限られているのでここ最近の株価を追いかけるしかないのでしょう。

いくら高齢で長期間株式投資をしているといっても、熟達した投資方法があるというわけではないのです。

もちろんたまたまお話した老人の方がそうたっただけかもしれません。それでもある程度の割合で同じような高齢者は多いでしょう。その老人がいまからパソコンやスマホをバリバリ使いこなし始めるようには思えませんでしたので、この先も同じように株価だけを頼りに株を売買するのでしょう。

株式投資においても情報格差はある

株主総会で思うのはとにかく参加株主の年齢層の高さです。もちろん平日の場合、働いている若い世代は仕事があるので株主総会には出られないのも理由です。それでも株主に高齢者が多いというのは、株主総会の参加者を見れば事実でしょう。

わたしも40代で若いとはいえませんが、それでも株主総会の中では浮いてる存在でした。わたしより若い人は2~3人いたかいないかという状態でした。

そんな多数の高齢者の方々はパソコン、スマホを使う事ができる割合は低めでしょう。そこから考えると株式投資をしている人口で、リアルタイムに情報を得ることができない層が一定以上いるということです。

さらに大多数の高齢者はいまさらパソコンを使いこなす勉強はしないでしょう。それはこの先も情報は新聞や3ヶ月に1度の紙の四季報で得るということを意味します。

株式投資においては情報量の差が結果に結びつくことのほうが多いです。つまりパソコンやスマホでちゃんと調べられるのはそれだけで有利になるということです。

株式投資においても、情報源による世代間においての情報格差があるのです。この構造はテレビや新聞だけしか観ない高齢者と、ネットも含めて情報を精査できる世代との関係にも似ていると感じました。

それでは投資を楽しんで!

いよいよ楽天スーパーポイントで投資信託が買えるように!

みなさんこんにちは、モズークです。

いよいよ今月8月26日(土)から楽天証券において、楽天スーパーポイントで投資信託が買えるようになります。

『業界初!投資信託ポイント買付サービスがスタート! | 楽天証券』

この瞬間(とき)を待っていた!!

いままで楽天スーパーポイントは楽天市場でそのまま使うか、Edyに換えたり提携店舗で使うという使い道がありました。しかし楽天市場であまり買い物をしなかったり、Edyなども使ってないわたしとしましては、ただポイントが貯まるだけで使い道がありません。そのため楽天スーパーポイントは、ただ貯まっているだけの状態でした。

ところが今回楽天スーパーポイントで投資信託が購入可能となれば、これは一大事です。買付手数料無料のインデックスファンドでも買っておけば実質の現金化です。これはどえらいことですよ奥さん。

公共料金とか携帯代とか

わたしは公共料金や電話料金などは楽天カードで払っています。ほかにもレンタルサーバー代やネット通販の支払いも楽天カードです。そのため普通に生活するだけで自然に月数万円のカード支払いが生じ、数百ポイントの楽天スーパーポイントが貰えます。

ぶっちゃけたった数百ポイントですが、どうせもともと使い道のなかったポイントなので、それが投資信託の購入に使えるならウェルカムです。

どの投資信託を買うのか?

で、どの投資信託を買えばいいのかということになりますが、それについては以前の記事の『インデックス投信の簡単すぎる選び方』で書きました。

インデックス投信の簡単すぎる選び方

つまり買うのは先進国の株式メインのインデックスファンドということになります。もちろん信託報酬が最も低いやつです。そういうファンドを買っといてあとは放っておけばいいでしょう。

ちゃんと投資信託を選べば、わずかですがキャピタルゲインもあります。そのかわりもちろん元本割れのリスクもありますが、投資である以上それは仕方のないことです。ですがもともとが使い道の少ないポイントなのでそれほど痛くはないでしょう。

初心者が投資に興味を持つ良い機会

楽天証券は最近投資信託を100円から買えるようにしたばかりです。そこにきて楽天スーパーポイントで投資信託が買えるサービス開始です

これは楽天を利用している人にとって投資に興味を持つ良い機会です。このサービスなら手軽に始められるので実際に投資を始める初心者も増えるでしょう。

おそらくこの流れは他の証券会社も追従することになるのではと思います。ですがこういうサービスは先行するところにアドバンテージがあります。このサービスは素直に楽天よくやったと大いに評価したいと思います。

それでは投資を楽しんで!!