【映画レビュー】君の名は。|日本人なら米を食え、おむすび食べたい

みなさんこんにちは、わたしの名はモズークです。何かと話題の『君の名は。』を観てきました。

この映画からとても濃いエネルギーを感じました。圧倒的な作画がスクリーンから瞳を通して脳味噌に飛び込んできます。背景作画の雰囲気が良く、光や空気感が感じられる世界風景。都会と田舎、そのどちらも眩しいばかりに美しく描かれており、日本は美しい国なんだと再発見させられました。日本人でよかった。

そんなきらびやかな世界でキャッキャウフフから一変して繰り広げられるハードなSF設定。「萌えアニメだとおもった!?だまされたな!アホが!!」と言われたような言われなかったような、そんな感想です。

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わたしたち、入れ替わってる~?

このセリフをCMやPVで観たときは使い古された少年漫画のネタだな~と思いましたが、こりゃ一本取られましたね。頭をぶつけたり階段を一緒に落ちると体が入れ替わる的なやつかと思いました。そういう単なる入れ替わりではなくああいう形でずらしてくるとは思いませんでした。意図せずてっしーの口にしたアカシックレコードやマルチバースが核心を突いてたというひっかけ。

よくあるタイムリープを題材にした話は過去から未来に流れる直線上を行き来する話がメインでした。この考え方は私達人間や生物及び星や宇宙でさえ、時間という大きな流れに逆らうことはできないのです。それに対し最近は時間は過去も未来も今この瞬間にすべて存在しており、観測する者が意識してはじめて時間の流れが確定するという考えがメインになってきています。

入れ替わっている二人の時間軸はズレていてもたしかに同じ世界を生きていました。そう、アレが来るまでは。

そうだ!飛騨に行こう!?

糸守町に例のアレが落ちて街がなくなり、住民がいなくなると三葉のこと知っている人物がいなくなります。それは三葉を観測できるものがいなくなりこの世に存在しなくなるということを意味します。唯一三葉の存在を覚えている遠く離れた東京の瀧だけを残して。

三葉としょっちゅう入れ替わってた瀧ですから、二人の関係は半身みたいなもんです。いうなれば自分を産んだ両親のどちらか亡くなったようなもんです。
あの世とこの世、お互い別の世界で別れてしまったわけです。そりゃ自然と涙も出ますわな。

そんなわけで自分の半身であった三葉の痕跡を尋ねるため、無計画な飛騨旅行が始まるのでした。高山ラーメン食べたい。

結び、産霊、おむすび

ここまで書いておいて三葉はずっと瀧の中の記憶だけの存在だったのかなと思いはじめました。しかも3年前に渡された一本の糸だけが繋いだ危うい記憶。どうやらあそこが物語の起点だと考えて良さそうです。

軽くタイムパラドックスが起こっていますがそんなの関係ねえ!若者の青春リビドーとアカシックレコードで乗り切れ!

女子高生の唾液で発行させたお酒を飲めばそりゃいろいろできますわな。三葉の口噛み酒はまさに産霊パワー。切れかけた糸を結び直すことなど造作も無いわ!そのままハッピーエンドまでなだれ込め!そして物語は結びへ・・・何だこの感想!?

どうでもいいけど、瀧が高山ラーメン屋のおやじに渡された弁当はおむすびでしたね。おむすび食べたい。

考察は君たちにまかせた!

わたしは考察は苦手です。ほかの人が書いた考察を読むのは好きですが、自分で考えるのは苦手です。たぶん何度も見返すと3年前の日付とか計算しつくされていて、ところどころに伏線が張ってあるのでしょう。ここは岐阜のどこどことか、巨石信仰は神道で1200年前も三葉の先祖は同じような騒ぎ起こしたとかあるのかもしれません。そういうのは頭のいい人にまかせた!

というわけで、わたしの感想はこんな感じになりました。勢いに任せて書いたのがバレなかっただろうか?よし、バレてない。

さては黒幕はてっしーだな?

突然ですが、わたしはてっしーが黒幕なんじゃないかと思っています。彼は遠回しに瀧と三葉にヒントを与えたり気づきを与えたりして物語を導びく役割の便利なやつです。三葉の入れ替わりのしかけをあっさり見抜いたり、アレを派手にぼかーんする行動力もあります。この作品、とにかくてっしーがいないと話が回らない。

こんなチートなてっしーはこの世界の外側から来た何かなんじゃなかと思います。よってわたしは、てっしーはプレアデス星人だと結論づけました。

反論は認めます。

君の名は。 総評

ストーリー:物語のテンポがよく、ギミックにあっと驚かされもしたので19点
演出:これぞ日本のアニメーション20点
配役:神木くんの女の子口調上手いね18点
映像:都会と田舎の風景どちらも美しく眩しいくらいなので20点
音楽:映像に対して音楽が出しゃばってなくてほどよく歌もノリが良かったので18点
総合:95点

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