【映画レビュー】X-MEN:アポカリプス|アポ様にみる上司の資質

こんにちは、X-MENとラーメン大好きモズークです。公開終了間際になってやっとX-MEN:アポカリプスを鑑賞することができました。

アポカリプスといえば世界最強、最古のミュータントです。古代エジプトに生まれその力を使って人々を支配するほどの強力な能力の持ち主です。今回はそんなアポ様の人心掌握術をメインに書きます。

広告

アポ様の人心掌握術その1:優秀な人材は自ら出向き説得せよ

アポ様は一目みただけで人の能力を正しく評価することができます。

しかし優秀な人材は待っていても面接には来てくれません。そのことを心得ているアポ様は自ら人材発掘のために情報を集めます。そして優秀な人材はその場でスカウトします。これでこれで落ちない人はそうそういないでしょう。自ら汗を流すアポ様はほんとうに上司の鏡です。

アポ様の人心掌握術その2:部下の長所を伸ばせ

アポ様は部下になった人の能力を伸ばすことも得意です。

貧困で道を踏み外しているものには適した働き場所を与えます。人生に失敗してやさぐれている者には新しい翼を与えてやる気を出させます。嫉妬で自分を見失っているものには、素敵なハイレグコスチュームをプレゼントします。もともと優秀な者には能力を最大限発揮できるアドバイスも的確にします。

部下がなにを欲しているかを把握し、与えることができるアポ様はほんとうに上司の鏡です。

アポ様の欠点:能力絶対主義と欲しい欲しい病

そんな理想の上司のアポ様ですが、唯一の欠点が能力絶対主義です。

能力の有る者は徴用するのですが、能力がない者はあっさりと切り捨てます。アポ様自身がなんでもできる人なので、できない君は大嫌いなのです。アポ様の組織はアポ様を頂点に4人の部下を率いるのが基本です。これはアポ様が決めたルールです。優れた人材をみつけると欲しくなってしまう人材マニアのアポ様は、敵対関係にあった者まで勧誘してしまいます。

これには元からいた4人の部下は面白くないでしょう。限りある4つの枠からいつはみ出されるのかと、アポ様に不信感を持つことになる原因になります。おもちゃを欲しがる子供みたいに他所から人材を集めまくると、元からいる者たちがふてくされます。いくら優秀な組織でも人間関係や不信感による不協和音が原因で、内側から壊れてゆくのはよくあることなのです。

なんでも欲しがる性格を戒めてアドバイスをくれる、そんな親しい友人がいなかったのがアポ様の不幸でした。厳しいことも言ってくれる友だち、とても大事です。

最大の見所はスコットの能力覚醒シーン

さて話題をかえて、映画のみどころを書きます。

この映画の最大の見所は、人としてもミュータントとしてすぐれた資質を持つスコット・サマーズの覚醒シーンでしょう。スコットは後にサイクロップスとなりすぐれたリーダーとしてX-MENを率いていく人物です。能力はどんなものでも破壊できる光線を目から発射できるオプティックブラスト。その能力の覚醒シーンがこの映画最大の見所でした。

スコットは目がしょぼしょぼするから早退させてくれとトイレにこもります。そこでちょっと生意気なクラスメートがトイレのドアを連続ノックしたらスコットの眠れる能力が覚醒、目からビームを発射してトイレのドアを破壊します。目からビームの最初の被害者はトイレのドア、ヒーローは人殺しはしない。その言葉通りスコットはヒーローは人を殺さない不殺の心を持っていたのです。トイレのドアは破壊します。

そのあとも目からビームでプロフッサーXの思い出の木を真っ二つにしたり、ストライカーのヘリの中でビームを使うと死傷者が出るといけないのを考慮してビーム出さなかったりとちゃんと能力の使い所を心得ています。

スコットくんは今後きっと立派な人格者として成長し、人類とミュータントを繋ぐ架け橋になるはずです。決して恋人をめぐって同僚と争ったり、恋人を失って失意のまま光の中に消滅したりしないと思います。それ違う時間軸だから。

祝X-MEN誕生!俺達の戦いはこれからだ!

今作のアポカリプスでプロフッサーXの髪がなくなりました。ジェームズ・マカヴォイの当初の希望だったツルピカマカヴォイの誕生です。X-MENファーストクラス、X-MENフューチャーパストに続き、X-MEN誕生秘話とプロフェッサーXハゲの謎3部作、堂々の完結です。

X-MEN誕生!俺たちの戦いはこれからだ!-完-

次回の新生X-MENの活躍にご期待ください。

教授はモイラともよりを戻したし、某赤い自称ヒーローも「俺ちゃんの続編でケーブルが出るよ」って言ってます。そうなるとやっぱりあの事件及び、ジ・エイジ・オブ・アポカリプスまでは既定路線だと思われます。今回いまいちアポ様が地味だったのはジ・エイジ・オブ・アポカリプス(長い)の顔見せだったと考えれば納得ですね。

最近はマーベル・シネマティック・ユニバースも制作会社の壁を超えることが普通にできるようになってきました。お金さえあればスパイディでも権利の壁を乗り越えられます。新生X-MEN及びマーベル・シネマティック・ユニバースの今後どうなるのか、非常に楽しみです。

X-MEN:アポカリプス 総評

ストーリー:アポ様顔見せのおためしシナリオだったので8点
演出:スコットの能力覚醒シーンが素晴らしい13点
配役:マカヴォイ君のツルツル頭が思いのほか似合ってて12点
映像:ところどころCGの粗が目立つので10点
音楽:印象に残らなかったので5点
総合:48点

トイレを破壊する映画はいいよね、T3とか。

広告