【映画レビュー】超高速!参勤交代リターンズ|幕の内弁当の蓋を開いた時の安心感

こんにちは、幕の内弁当よりのり弁派のモズークです。

超高速!参勤交代リターンズを観てきました。先に謝っておきますが、前作の超高速!参勤交代を観てません。まさかの全くの予備知識なしです。邦画なのでよっぽど大丈夫だろうと思って観ることにしました。

お客さんは平日昼間にしては、それなりに人が入ってるなという印象です。高齢者の夫婦が多めでした。やはり時代劇映画は高齢者に強いようです。

見終わった感想は幕の内弁当を開けたら、期待どうりの幕の内弁当だったというところです。

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宇宙人やゾンビは出てこない

この映画は時代劇と殺陣と忍者と勧善懲悪と笑いとラブストーリーと入浴シーンとイケメンと深田恭子が観たくて観に行ったら、そのまんま全部のせで出てきたという感じです。

洋画でラブストーリーを観に行ったら、ゾンビが出てきて襲われる映画を観せられた。ミステリーを観に行ったら、宇宙人が出てきてUFOにさらわれる映画を魅せられた。洋画だとわりとよくあるパターンですね。この映画はそういうサプライズはありませんでした。

観たいものを観に来たら、観たいものを観せてもらった。そんなおもてなし精神満点の幕の内弁当のような映画でした。

しかしわたしは幕の内弁当よりのり弁派です。いろいろな味を少しずつ楽しむより、油の揚げ物で胸焼けしても腹いっぱい食べたいのです。

あっと驚く隠し玉は少なめ

人間とは贅沢なもので期待どおりのものが出てきたら出てきたで満足できないものです。なーんか一味足りなかったなぁ?となるものです。幕の内弁当にハンバーグやピロシキやタコスが入ってたら、それがインパクトになってびっくりしますよね。

そういう意外性がもう少し欲しかったです。

わかりやすさ重視の配役

この作品に基本的に悪いやつは陣内孝則演じる松平信祝とその手下数名しかいません。陣内孝則もアイシャドウのメイクで悪人だとひと目でわかるようになっています。しかも悪いことをする動機がほぼ私怨のみというわかりやすさ。

最近アメコミヒーローものばかり観てたので、騙したり裏切ったりそんな登場人物ばかりでした。それに比べて今作は最初から最後まで悪いやつが悪いやつで、悪いやつをどうにかすればどうにかなるというシンプルな配役。この潔さは逆に好感が持てました。

超高速!成分は少なめ

これはわたしが前作を観てないのでわからないのですが、タイトルの「超高速!」成分は少なめでした。前作は「超高速!」だったのかもしれませんが、今作は「超高速!」部分は超高速!で終わってしまいました。そのかわり「リターンズ」部分がてんこ盛りでしたね。帰る、帰ってくる、返す、取り戻す、元に戻すなどこちらがテーマなのでしょうか。

老若男女安心して観られる作品

過激なアクションやグロ、視点移動が激しく刺激的な映像などが苦手な方。小さいお子様を連れた夫婦や最初のデートを無難に済ませたいアベックなどには安心してオススメできます。

逆にゾンビや宇宙人やガンアクションなどが観たい人には物足りなく感じるでしょう。わたしです。

超高速!参勤交代リターンズ 総評

ストーリー:やや平坦で盛り上がりに掛ける7点
演出:わかりやすさ重視で安心できるが物足りなさも8点
配役:陣内孝則のアイシャドウに11点
映像:日本の自然が美しいので8点
音楽:テレビの時代劇とそんなに変わらない5点
総合:39点

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