みなさんこんにちは、モズークです。
最近自動車産業を取り巻く新技術のニュースが多い気がします。現在の流れからすれば将来的に自動運転やEVなどの新技術が普及することは確実です。その新技術に対応できる企業は栄えて、逆に対応できない企業は衰退していくことは容易に想像できます。
さらにこれまで全く自動車に関係のなかった、別ジャンルの業種の企業が自動車業界に参入してくることもほぼ確実です。自動運転では道路状況を読み取るカメラや判断するコンピューターのハード及びソフト。EVでは全固体電池などの電池や充電機器メーカ、動力源のモーターの技術を持った企業も参入してくるでしょう。また車体の素材も金属から樹脂や炭素系のが多く採用されるに方向に向かう可能性もあります。
間違いなくこれから10年くらいで自動車産業の組織や勢力図はガラッと変わっていきます。この流れは個人的には非常に楽しみですね。
広告
なぜか自動車ユーザーはくだらない対立が多い
そんなドラスティックな変化で将来が楽しみな自動車ですが、これまで自動車ユーザー間ではいろいろな対立がありました。というか今でも某掲示板では延々争いが続いています。例を上げてみます。
- 日本車 VS 輸入車
- MT VS AT
- トルコンAT VS CVT
- NA VS ターボ
- ガソリンエンジン VS ディーゼルエンジン
- ガソリンエンジン VS ハイブリッド
- 4WD VS 2WD
- FR VS FF
- 軽自動車 VS 普通自動車
- フルノーマル VS ドレスアップ
などなど・・・
ぶっちゃけ自動車なんか目的地に着けばいいという人にとってはどうでもいいことばかりです。どちらもメリットデメリットがあるので決着が付くことはありません。これらの対立と同じように、EVとガソリンとハイブリッド、手動運転と自動運転でも対立が生まれるのは容易に予想できます。
考えるだけでゲッソリしてきますね。
自動運転はしばらく見下される?
高速道路以外の一般道で自動運転が実現するのにはまだまだ時間がかかりそうです。歩行者や交差点の存在する一般道では対応するシチュエーションが多すぎるため、ほぼ全ての状況に対応できるようになるまでは国からの許可が降りないでしょう。
仮に許可されたとしても自動運転の技術が未成熟だった場合、道路上でかなり怪しい挙動をするかもしれません。そうなると普通に運転している人たちからの苦情がでます。もしかしたら自動運転だとわかれば煽り運転などをする輩もいるかもしれません。煽り運転をする人は人間相手でもしますけど。
また自動運転の普及し始めは手動で運転する自動車と自動運転車が入り交じるので、かなりカオスな道路状況になりそうです。そうなれば自動運転車は交通を乱す存在として目の敵にされ、見下されることになります。
そして生まれる対立。負の連鎖。まさにカオス。WAR WAR 争いはSTOP IT!!
とかなりネガティブな予想をしてしまいましたが、そうならないことを祈ります。
そんなことにならないように自動運転車が市販されるときには、ヘタに人間が運転するより自動運転のほうが事故の確率が減るくらいの完成度で発売されることがベストでしょう。個人投資家としてはそんな自動運転に必要な技術を持ったメーカーに投資をしてみたいものです。
それでは!