こんにちは、過ぎたことはすっぱり忘れてしまうことにしているモズークです。
ある知人と話をしていると、よくそんな昔のことを覚えているな~と感心します。あのときあなたが○○って言ったからから失敗したとか、あのとき○○していればこうはならなかったとか。会う度にそんな後悔したことばかり聞かされます。
わたしの場合は数日前のことすら覚えていません。今まで食べたパンの枚数はもちろん、昨日食べた夕食すら忘れます。その代わりといってはなんですが、過ぎたことをくよくよしないのでストレスはほぼ皆無です。
っていうか昔の記憶なんか思い出したくない黒歴史のオンパレードなので頼まれても思い出してあげません。
人間は考える葦であるって誰かいってたような気がしますが、わたしの場合は人間は忘れるアホであるという感じです。
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過去や未来にフォーカスしていると今を生きられない
人間は別々のものを同時に見ることができません。カメレオン人間や特別な訓練受けていない限りは意識した一つのものしか見ることはできません。
ここに過去、現在、未来のみっつの文字があるじゃろ?

試しに過去に注目してみてください。

すると現在と未来の文字は視界から外れて見えにくくなると思います。(画像はイメージです)過去ばかりを思い出してくよくよしている人はこんな感じです。
次に未来に注目してください。

するとこんどは過去と現在が見えにくくなるじゃろ?(画像はイメージです)将来のことばかり心配してしなくてもいい不安を抱えている人はこんな感じです。
最後に現在に注目してください。

これが過去の後悔も将来の不安も消えて今現在を一所懸命に生きることができます。(画像はイメージです)つまり今を生きるということです。
意識のレンズを意識する
一眼レフを持っているようなカメラが趣味の人は、ピントはレンズからのある距離の平面にしかないといえばわかると思います。少しでも前後にずれるとそこはピント外です。
パンフォーカスというレンズの絞りを閉じることでピントの合っているように見える被写界深度を稼ぐことはできますが、実際はピントはレンズからの距離の平面にしかありません。
過去、現在、未来という時間も意識というレンズを通して意識すると、意識している一点しか集中できません。ということは、現在を一所懸命に生きていれば過去も未来も意識することができなくなります。
人間は騙されやすい生き物なので、手品師の右手に集中してしまうと左手で仕込んでいるタネに気づけません。同じように意識が楽しことに気を取られていれば、嫌なことは考えることすらできなくなります。
そうすることで過去の後悔はできなくなり、将来の不安も消えます。
過去も未来も生きていくには必要だけど
とはいっても過去を完全に忘れてしまっては、失敗から得られる教訓や経験が活かせません。未来を完全に消し去ってしまえば、万が一に対しての備えもできないし夢も希望もなくなります。
理想的なのは今現在を一所懸命生きつつ、過去も未来もほどほどに意識することです。そうすることで視野が広がり、物事や人生を俯瞰で見ることができます。
過去は起こってしまったことなのでタイムマシンで過去に戻って干渉する以外は変えることはできません。未来はまだ起こっていないのでタイムマシンでなにが起こるか見てこない限りわかりません。
そんな変えられないことやわからないことに神経をすり減らすのはもったいないことです。アホになれとまではいいませんが、ある程度楽観的に生きたほうが心にも身体にもいいです。
以上が人生を気楽に生きるアホからのささやかなアドバイスです。