選挙結果の予想から株価を予測することはできない

みなさんこんにちは、モズークです。

今月22日の衆議院総選挙に向けていろいろと騒がしくなっていますが、いかがお過ごしでしょうか。ここ数日の動きだけを見ても民進党が消滅したり、護憲派が改憲派に寝返ったり、民主党が復活したりと下手なギャグよりも面白い展開になっています。

投資家としては選挙の結果やどこが政局を握るのかによって株価がどう動くのかということでしょう。ですが残念ながら、これは予測してもおそらく無駄です。無駄無駄の無駄です。なぜなら、そもそも選挙結果と株価は連動しないのです。

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アメリカ大統領線の教訓

去年のアメリカ大統領選挙を思い出してください。マスメディアの前評判ではヒラリー優勢でしたね。ほとんどのメディアがヒラリーの勝利で話を進めていました。

それが結果はご存知のとおりトランプの勝利。日本の評論家でもアメリカの状況を冷静に分析した数人が当てたくらいです。この時点で選挙の結果がマスメディアの予測どおりに動くわけではないことがわかりました。

今の日本の報道をみれば希望の党が躍進だとか、なんだとか言っていますがこれもただの希望を流しているだけに過ぎません。放送局や新聞社によっては安倍政権さえ潰れればいいというスタンスの報道をするところもあるので、おかしなバイアスがかかっているものも多いです。

これも去年のアメリカ大統領選挙のヒラリーびいきの報道を思い出せば、似たような状況であると気付きます。マスメディアの言うことを真に受けず、自分の頭で考える事が必要になってきます。

そもそも選挙の結果と株価は関係がない

さらに去年の大統領選挙でトランプが勝利したらアメリカの株が大暴落するという予想もありましたね。それではみなさん、今現在のアメリカ株はどうでしょう?

ご存知のとおりいまやアメリカの株は絶好調で、史上最高値を更新中です。これも経済アナリストやマスメディアの予想をひっくり返してしまいました。

わたしが思うに、ただ単にトランプが嫌いだから経済予想を人質にして、トランプの票を減らそうという魂胆だったのでしょう。これもメディアが思い込みと好き嫌いで勝手に自分の都合のいいように報道したからです。

つまり何らかの意図を持ってバイアスがかけられた報道から、選挙結果を予測することは不可能。さらに選挙結果で株価がどうなるのかですら予測不能。なので選挙で株価がどう動くのかなどという憶測は、やるだけ無駄なことなのです。そんなことをするくらいならあらゆる状況を想定して、即死しないようにポジションを調整しておくべきです。信用取引の建玉が大きくなっている場合は減らしておくほうがいいでしょう。

軍事戦略ではシミュレーションをするときに敵軍の能力が最大限に発揮されて、自軍が作戦を失敗するようにします。これは最悪のケースを想定しなければ、その対策の建てようがないからです。

同じように投資においても最悪のケースでも生き残れるようにシミュレーションをし、大切な資産を無くしてしまわないことが大事です。

経済政策があるかないか

とはいえ、政局を握る政党によって経済政策の実務が行われた場合には株価に連動するでしょう。安倍自民党代表が政権を取ることは確実と思われた2012年の選挙前には株価が上がりました。あのときは安倍代表がリフレ派で、金融緩和によってインフレ政策を行うという期待で株が上がりました。

今回の場合はどうでしょうか?安倍政権が継続すれば金融緩和の流れは継続するでしょう。2012年からの金融緩和は実績を残しており、失業率も低水準で推移しています。そのため、自民党が勝てば安倍総理の間は株価は堅調であるという予想ができます。懸念といえば消費税増税ですが、これはこれまで2回延期しているので3回目を期待したいところです。

希望の党は緊縮財政?

一方、希望の党も消費税増税凍結を上げていますが、正直これはできるかどうかは怪しいと思います。これは消費税増税をたくらむ財務省に、小池氏が抵抗できるかどうかにかかっていますが、財務官僚に言いくるめられて取り込まれたらおしまいです。正面から財務省に戦いを挑めば、裏からスキャンダルなどをリークされて潰されてしまうかもしれません。安倍総理のように、上げる上げると言っておきながらドタキャンするぐらいの狡猾さがないと財務省とは戦えないでしょう。

さらに消費税以上に気になるのは、政府の債務を減らし無駄を省くなどの緊縮政策を行いそうなところです。緊縮大好きなドイツに牛耳られているEUをみればわかりますが、緊縮財政は百害あって一利無しです。希望の党がもしほんとうに緊縮財政ならば日本の経済は再びデフレへと逆戻りです。そうなればせっかくの景気がまた冷え込み、株価ももちろん下がってしまうでしょう。誰か小池氏の近くに経済に明るい側近がいればいいのですが・・・

ともかく、今月22日の選挙結果では株価の予測はできません。ですが政権を取った党の経済政策しだいでは経済及び景気、そして株価に影響を与えます。そのため、あなたの資産を守りたいなら、自分の判断で経済に明るいと思われる候補に投票することが大事です。

それではみなさんも投票に行きましょう!!

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