定年後にいくら必要かというのはナンセンス

みなさんこんにちは、モズークです。

老後にどれくらいの貯蓄が必要か?というような記事をよく見ます。1000万円あれば大丈夫という意見から2億必要と幅広く、このような記事を目にするたびにナンセンスだなあと思います。

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インフレを考慮していない

ナンセンスと思うひとつの理由としては、今のお金の価値と定年後のお金の価値は違うからです。

仮にデフレが改善されてインフレが毎年2%進めば、30年でお金の価値は約半分になります。今30歳の人が定年になったときに5000万円必要だと仮定すると1億円必要になります。

そして定年後にもインフレは進むので、どんどん貯金の価値は下がっていきます。90歳まで生きるとすると30年でさらにお金の価値は半分になります。これでは貯金を取り崩すことに不安ばかりで、安心した老後など送ることは無理です。

また2%程度の安定したゆるやかなインフレなら良いのですが、景気が過熱した場合にはインフレ率は高くなります。毎年3%でインフレが進むなら約24年でお金の価値は半分になります。4パーセントなら18年。貯金だけだったら、どんどんお金の価値は減っていきます。

デフレ継続ならお金の価値は下がらないので定年後の貯蓄額は少なくて済みます?いえいえデフレの場合、経済が冷え込んで給料が下がるのでそもそも貯金できません。

つまりインフレを考慮しないで定年後に必要な貯蓄額を語るのはナンセンスなのです。

年金がどうなっているのかわからない

ふたつ目の理由は年金制度がどうなっているかわからないことです。

今現在ですら60歳からもらえるはずだった年金は65歳まで後ろ倒しにされています。最近また70歳まで伸ばすというような話も出始めました。流石にそれは暴動起こりますよ?選択で70歳まで年金受け取りを遅らせれば給付額が増えるなどということも考えているようですが、これは頭の悪い人が鉛筆なめなめで描いた机上の空論です。まず上手くいきっこありません。

今ですらこんな感じでできるだけ先延ばしにして年金制度の延命をしている様態なので、いつ破綻してもおかしくありません。たしかに年金は日本経済が成長を続ける限りは破綻しません。しかし間違った政策をする政治家がトップになったら危ないです。最悪若い人の年金支払額を増やして、老人お貰う量を減らせば存続しますがそれって実質破綻ですよね。

そんな感じなのでわたしたちが定年になるころの年金は全くあてになりません。貰えるとしても家計の柱にはならないでしょう。なので年金だけをあてにした老後の人生設計はかなり危険です。

貯金額ではなく収入源を増やす

ではどうすればいいかというと、定年後の貯金ではなく収入源を増やしておくことが重要になります。

そのために一番確実なのが投資です。投資をしてお金を生み出す手段を手に入れておくのです。

株なら今から投資しておけば定年後にはある程度の資産になるでしょう。株資産で配当を2%~3%もらえれば年間数十万円の収入にはなります。それくらいあれば年金と合わせて細々と暮らせば十分でしょう。これが貯金のみなら生活費で取り崩していかなければならず、ちょっと不安な気がします。

また株のいいところはインフレに強く、過去を振り返ればほぼインフレ率を上回る上昇を見せています。なのでインフレが起きても資産の目減りはせずに、配当もインフレに合わせて増えていきます。

なので貯蓄より投資、できれば株式投資をお勧めします。

株以外の投資は?

株以外の投資はどうでしょうか?

まず国債はインフレに弱いと以前書きましたが、そのとおりでインフレ下ではパフォーマンスは株にまったく及びません。なのでお勧めしません。

不動産投資はどうかというと、まずかなり大き目の元手が必要。もしくは信用のあるサラリーマン時代に大きな借金が必要です。それで定年までに借金をペイできれば万歳ですが、物件に問題があったり災害などの何かあったときは借金だけが残ります。またこれから人口が減り住宅の需要がしぼむ日本でどうなの?という気もします。よほどの立地がいい場所でなければ負債になる可能性もあります。

あとは仮想通貨ですけど、今の時点では全く未知数。しかもまだ投資ではなく投機という段階です。ひょっとすると将来税率が下がるかもしれませんが、配当のようにインカムゲインを生み出さないのでどうかな?という感じです。

まとめますと、今の時点で定年後に貯蓄がいくら必要と考えるのは無意味で、かつ定年時後に安定した生活をしたいなら、収入を生み出す資産に投資をしておきましょうとなります。それにはやはり株が一番適しているのです。

そんなわけで今回はこのへんで、投資を楽しんで!

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