株式投資においてある老人との会話で気づいたこと

みなさんこんにちは、モズークです。

今回は株式投資においてある老人との会話で気付いたことについて書こうと思います。

それは遡ることおよそ2ヶ月前、わたしは初めて株主総会に出席しました。
株主総会の会場に時間よりかなり早く着いてしまったわたしは、株主の受付だけ済ませてロビーで座って待ってました。
椅子に座ってしばらく待っていると、おそらく70歳は超えているであろう老人が隣に座りました。

その老人から話しかけられ、会話することになりました。
もちろんお互い株式投資家であり、同じ会社の株主なので話題に困ることはありません。
株式投資の経験はどれくらいとか、この会社の株をいつから持っているかとか、どういう投資スタイルなのかなどが話題に上がりました。

そのなかで気付いたのは、お年寄りはパソコンを全く使っていないということでした。

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情報源は新聞

話を聞いているうちに、どうやらこの老人は地元企業だからという理由だけでこの会社の株を買っており、ファンダメンタルズなどの分析はしていないようでした。
さらに会話の内容から、株価を知るのは翌日の朝刊というようなこともわかってきました。

これから予測できることは、ある程度の年齢から上の世代は未だにパソコンやスマホは使わずに株式投資をやっているということです。
パソコンを使ってないということは、もちろんネット証券も使っていないでしょう。
おそらく対面窓口のある証券会社で、売買の注文は電話の口頭で注文を出しているのでしょう。

これから考えられることは、パソコンが使えない高齢者はパソコンが使える世代に比べて圧倒的に少ない情報で株式投資をしているということです。

もちろんそれが悪いというわけではありません。
情報が多すぎて逆に狼狽売りや、早すぎる利確などに繋がることもあります。
むしろ何も知らないでホールドしてるだけのほうが良い結果を出すこともあるでしょう。

ですがやはり株式投資において情報は多いほうが有利というのは事実です。
パソコンやスマホが使えるということは、株式投資においてはかなりのアドバンテージだったのです。

株価ぐらいしか情報がない

あと気づいたことはやたらと株価のことを気にする、いや株価しか気にしていないといったほうが正しいかもしれません。

「この会社の株は先月までは上がり続けていたのに、ここ数日は下がり続けている。」

というような話を聞いたとき、ファンダメンタルズや業績の推移はあまり重視していないなという印象を受けました。

この会社はROE20以上、ほぼ毎年二桁成長、今旬な分野の業種でしばらくは安泰、そして株主思いの経営陣の優秀さは折り紙付きです。
数年持っているだけで大きな株価の上昇をしてきたことは長期ホルダーなら周知のことです。

しかし出てくるのは上のような近視眼的な最近の株価の話ばかり。
いろんな情報を交えてやんわりとこの会社の良さを説いてきましたが、老人はあんまり納得はしていないようでした。
情報を仕入れる術が限られているのでここ最近の株価を追いかけるしかないのでしょう。

いくら高齢で長期間株式投資をしているといっても、熟達した投資方法があるというわけではないのです。

もちろんたまたまお話した老人の方がそうたっただけかもしれません。
それでもある程度の割合で同じような高齢者は多いでしょう。
その老人がいまからパソコンやスマホをバリバリ使いこなし始めるようには思えませんでしたので、この先も同じように株価だけを頼りに株を売買するのでしょう。

株式投資においても情報格差はある

株主総会で思うのはとにかく参加株主の年齢層の高さです。
もちろん平日の場合、働いている若い世代は仕事があるので株主総会には出られないのも理由です。
それでも株主に高齢者が多いというのは、株主総会の参加者を見れば事実でしょう。

わたしも40代で若いとはいえませんが、それでも株主総会の中では浮いてる存在でした。
わたしより若い人は2~3人いたかいないかという状態でした。

そんな多数の高齢者の方々はパソコン、スマホを使う事ができる割合は低めでしょう。
そこから考えると株式投資をしている人口で、リアルタイムに情報を得ることができない層が一定以上いるということです。

さらに大多数の高齢者はいまさらパソコンを使いこなす勉強はしないでしょう。
それはこの先も情報は新聞や3ヶ月に1度の紙の四季報で得るということを意味します。

株式投資においては情報量の差が結果に結びつくことのほうが多いです。
つまりパソコンやスマホでちゃんと調べられるのはそれだけで有利になるということです。

株式投資においても、情報源による世代間においての情報格差があるのです。
この構造はテレビや新聞だけしか観ない高齢者と、ネットも含めて情報を精査できる世代との関係にも似ていると感じました。

それでは投資を楽しんで!

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