つみたてNISAをフレッシュに検討してみる

みなさんこんにちは、つみたてフレッシュモズークです。

今回は来年2018年から始まる「つみたてNISA」について考えてみます。つみたてNISAとは2014年から始まった「NISA(日本版ISA)」の弟みたいなものです。

現行のNISAについては過去記事での『正直期待はずれのNISA』で書いてるのでそちらをご覧ください。

つみたてNISAは通常のNISAが太く短くとするなら、細く長くが特徴です。以下がつみたてNISAとNISAの主な違いです。

つみたてNISA NISA
運用方法 積立方式 通常買付け・積立方式
非課税投資枠 年間40万円まで 年間120万円まで
対象商品 国が定めた基準を満たした投資信託 国内株式・海外株式・投資信託
非課税となる期間 20年間 5年間
途中引出し できる できる
非課税対象 分配金、値上がり益 分配金、値上がり益
ロールオーバー できない できる

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つみたてNISAとNISAはどっちを選ぶ?

つみたてNISAとNISAは同時に利用することはできず、どちらかを選択する必要があります。2017年8月現在ではまだつみたてNISAの申込みが始まっていませんが、10月から申込受付を開始する予定です。

ではどちらを利用するのか?という話ですが、これは投資スタイルで選べばいいと思います。

  • インデックス投資家で投資信託メインの人はつみたてNISA
  • 株メインで中長期の投資スタイルの人はNISA

こんな感じでいいと思います。ただ、わたし個人の意見としては現行NISAは株式投資をするのにはあまり向いていないと思います。その理由は『正直期待はずれのNISA』でも書いていますが、

  • 信用の担保にできない
  • 株式投資で非課税枠年120万円は小さい
  • 非課税対象期間が5年と短い

であるため、つみたてNISAとNISAのどちらが良いというよりは、NISAを積極的に選ぶ理由がないということです。

つみたてNISAは無理がなく長期間

その点つみたてNISAなら投資対象が投資信託とETFだけで、そもそも株式に投資はできないので性質が違います。

投資信託の積立ならば非課税枠が年40万円もあれば毎月約3万円づつ積み立てることができます。これくらいなら普通の家庭であれば無理なく積立できそうな額です。

しかも非課税対象期間は20年と長期間です。わたしのような40代であれば、60歳まで余裕で非課税期間が続くので、退職金や年金がわりに積み立てておくことができます。投資の基本は長期投資ですが、それとも相性がよく使いやすいと思います。

またできれば20年間フルに非課税期間をつかいたいところですが、事故や病気など急なお金が必要になったときにはいつでも引き出せます。これは基本的に60歳まで引き出せないiDeCoとは違うところで、なにかあったときの保険としてはつみたてNISAのほうが安心です。

これらをみてみると、つみたてNISAは無理なく長期的に安心して投資ができる制度となっています。

投資商品の選択肢

ただやはり投資なので、投資先の選択を誤ると安定したパフォーマンスを得られないばかりか、下手をすると元本割れを起こす可能性があります。

ふつうのNISAであれば株、投資信託、ETF、REITなどさまざまな選択肢があります。それに比べ、つみたてNISAは投資信託とETFのみです。これだけみると、つみたてNISAはNISAに比べて選択肢が少なく感じます。

ですが、つみたてNISAで選択できる投資先は金融庁が厳しい条件をつけており、アコギな投資信託は買えないようになっています。もちろんそれでも元本割れの可能性はあるのですが、信託報酬高すぎ問題や、毎月分配タコ足問題などは起きにくくなっています。まだ現時点ではつみたてNISAで買える商品はわかりませんが、厳しい条件をクリアしているならば投資商品に知識が浅くても安心して買えそうです。

投資信託の中には買付手数料や信託報酬が高くて、どう考えても元本割れするようなものもあります。それらを排除することによって、金融庁、つまり国はつみたてNISAで安全な資産形成をしてほしいという願望が読み取れます。

つみたてNISAは初心者に投資に興味を持ってもらうには最適

知っての通り日本人の預金額は1000兆円を超えており、利息もほとんどつかない銀行にブタ積みされています。投資に対しての恐怖感からか、投資にお金を回しません。そのうち1割でも投資に回せば投資市場はかなり活性化されます。

つみたてNISAは毎月の負担もそれほど大きくなく、長期的に安心な商品に投資できる制度だと思います。投資の初心者でも上手に利用すれば、かなりの資産を築くことができます。そしていずれは、つみたてNISAを通じて多くの人が投資に興味を持ち、意識を貯金から投資に持っていけるのではと期待します。

それではみなさんも投資を楽しんで!

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