結局トランプリスクとはなんだったのか|預言者の言葉に耳を傾けてはいけない

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みなさんこんにちは、モズークです。

アメリカ大統領戦はヒラリー・クリントン優勢という下馬評をひっくりかえして、ドナルド・トランプ氏が勝利しました。わたしはこういう大きなイベントでの市場の動きは投資においては短いスパンのノイズだと思っているので、あまり語らないことにしています。

とはいえマスコミのヒラリー擁護やトランプのこき下ろしなどを見ていてなんだかなーと思いましたので、今回はちょっと思ったことを書いてみます。

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狼狽して売ってしまうことが最大の損失

今回の開票中、ドル円相場はじめ為替相場が物凄い勢いで動きました。それにつられてダウ先物も急落、もちろん市場が開いていた日経市場は一時1,000円以上の下げを記録しました。

これを見て株を持っていたあわてんぼうの人は、やっべー売るしかない!って売ってしまった人もいるでしょう。しかしトランプ氏の当選から一夜明けた今日現在、日経は昨日の下げはなんだったのかという回復をみせています。

トランプリスクとは何だったのでしょう。

このようになにか大きめのイベントで株価や為替が急激に変動することがあったとしても、数日、数週間、数ヶ月で同じくらいかそれ以上に戻ることはよくあります。そんなときに株が下がったから売ろうという考えをしていると、狼狽売りで大損する可能性が高くなります。

信用取引で証拠金の維持率が下がって追証で強制決済されてしまったらしかたがありません。しかし現物投資の場合は最悪塩漬けすればいいやくらいの気持ちでいれば破産することはありません。

慌てず騒がず様子をじっと見ているくらいがちょうどいいです。

予想なんて出来っこない

マスコミは概ねヒラリー有利という姿勢で報道をしていました。ところが蓋を開ければ思いのほかトランプが票を集めて快勝しました。

そしてさらに経済評論家や市場関係者(誰それ?)はトランプが勝つとドル円が100円を割る!などとも予想していました。結果は皆さんのご覧のとおりです。

つい数ヶ月前のイギリスのEU離脱の投票のときでも現状維持派が有利だと予想する人が多数でした。ところが実際は離脱派が勝利しました。

このようにほんの先のことですら人間は予測できないのです。頭のいいはずの経済評論家や調査しまくったマスコミですらこうなのです。十把一絡げのわたしたち個人投資家がこの先どうなるかなんて予想は不可能です。

無責任な人たちが唱える予言に耳を傾けるよりも、今起こっていることに注目することが大切です。

この先どうなるのかなんかわからない

たしかに今はアメリカ大統領戦が終わったばかりなのでご祝儀相場なのかもしれません。実際にトランプが大統領になって実務をしてみたらがっかりという可能性もあります。選挙期間中に言っていたことを実行できずに求心力が下がるというのは政治家には日常茶飯事です。

もしかしたらそのときにドル円相場が1ドル100円を割るかもしれません。しかし今現在では予測することは不可能です。

ただ、円高になったり円安になったりどちらかに大きく動くことはあるでしょう。そのときにどう動くかをシミュレーションして備えておくことはできます。

円高に触れたら日本の株は下がる傾向が強いです。輸出に関係ない企業でも下がることすらよくあります。それならアメリカ株に半分くらい資金をまわすとかも選択肢になります。

逆に円安になれば日本の株は上がりやすい傾向です。それでもインフレやデフレや就職率の状況ではどうなるかわからないでしょう。

予測よりもそれが起こるとしたらどうすればよいかを考えておくこと。それが投資における本当のリスク回避です。

それでは投資を楽しんで!

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