【株式投資における戦略と戦術】その6:戦略は戦術の勝敗を包括する

こんにちは、モズークです。

今回は【株式投資における戦略と戦術】の6回目、『戦略は戦術の勝敗を包括する』をテーマに書きます。

戦略 戦術
システムづくり ノウハウ
自動 手動
ふわっとしていてわかりにくい 明確でわかりやすい
利益を守る 利益を上げる
資産全体の増加 取引毎の勝ち負け
長期間あるいは永久 短期間で有限
環境の変化に備える 環境の変化で切り替える
安心 不安

前回の『守りの戦略、攻めの戦術』では、戦略は守りであり、戦術は攻めであると書きました。戦略的に強固に資産を守っていれば、攻めの投資も安心して行うことができます。

今回は守りの戦略とは逆に、戦術の面からの視点から見て資産を増やしていくための攻めの投資について書きます。

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短期トレードで攻める

では投資において攻めるとはどういうことでしょうか。そのひとつとして、リスクを取って利益を得るためにポジションを取る事が挙げられます。

例えばデイトレードやスイングなどの比較的短期間で株の売買をすれば、かなり投機的な性格のトレードになります。たしかにデイトレなどは基本投資ではないとわたしも思います。取引を1回1回で見ると結果を予測することは難しく、勝った負けたという結果しか見えないため明らかに投機的です

ただしそこに戦術的な概念を取り入れるとどうなるでしょうか。1回ではなくある程度の数のデイトレをこなして勝てる方法を研究します。そして勝率を1%ずつでもあげていけばいずれはトータルでプラスになる確率は増えます。すると1回1回では利益が不安定だったデイトレも、数をこなせば利益を得ることができるようになります。

そこで期間を1ヶ月に区切っていき、1円でもプラスにすることができれば継続的に利益を稼ぐ手段になります。それを毎月毎年コンスタントに続けていくことができれば立派な戦術と言えます。

このようにデイトレは1回ずつで見れば勝った負けたで一喜一憂するだけですが、回数を重ねトータルで勝つ事ができれば資産を築くための立派な戦術になります。利益を上げることができる戦術は戦略に組み込み、資産を増やしていくことができます。さらにトレードを繰り返しながら経験と知識を積み重ねてゆけば、勝率を上げていけばより強力になるでしょう。

わたしはデイトレはしないので利益が上がる手法についてはあれこれ言えませんが・・・

長期投資で攻める

デイトレをしないわたしにとっての戦術は、優良な会社の株を選び長期保有するというものです。

いろいろなデータや指標を調べ、10社の株を分散投資したとします。もちろんすべての株価が上がれば万々歳、俺は株式選びの天才だー!となりますが、普通は上がる株も下がる株もあるでしょう。

個々の結果でみれば上がった株は勝ち!下がった株は負け!となります。しかし9銘柄が下がっていても、1銘柄がその損益を上回る場合はトータルではプラスで勝ちといえます。逆に9銘柄で上がっても、たった1銘柄がその利益を消してしまいトータルでマイナスになってしまえばもちろん負けです。

もちろん利益を上げることのできる銘柄選びができれば最善です。しかし全体で見てちゃんと益が増えていればそれで正しい戦術なのです。

また利益を挙げられない場合も、失敗を分析し次の投資に生かし勝率を上げる材料にすれば最終的には勝率を上げる結果に繋がります。そしてその手法を磨きブラッシュアップし続けていけば、かなり高い確率で上がる株を選ぶことができるすばらしい戦術になります。

このように長期投資の銘柄選びも戦術レベルまで昇華できれば、もちろん戦略に組み込むことができますね。

戦略は戦術の勝ち負けを包括する

このように戦略の視点から見れば戦術における個々の短期トレードの勝ち負け、長期投資の銘柄選びの損得は包括されます。すでに戦略であなたなりの資産を守る仕組みができていれば、あとは戦術で細かい勝敗は無視しトータルで利益を生み出すことだけに集中できます。そうなれば自然に資産は増えていくことになるでしょう。

人にはそれぞれ得意、不得意な手法があります。そこは各個人の性格なので仕方がありません。そんな理由から殆どの場合で、他人のトレードを丸パクリしても上手く行きません。あなたに身に覚えがありませんか?

戦術レベルの投資方法を得るには、他人の手法を真似するにしても実験のつもりでいろいろ試して自分にあうやりかたを探していくことが必要です。ぜひあなたに合う投資方法を探して研究し自分のものにしてみてください。

それでは投資を楽しんで!

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