【株式投資における戦略と戦術】その2:戦略とは資産を増やすシステムづくり

こんにちは、モズークです。

今回は【株式投資における戦略と戦術】の2回目、『戦略とは資産を増やすシステムづくり』をテーマに書きます。

戦略 戦術
システムづくり ノウハウ
自動 手動
ふわっとしていてわかりにくい 明確でわかりやすい
利益を守る 利益を上げる
資産全体の増加 取引毎の勝ち負け
長期間あるいは永久 短期間で有限
環境の変化に備える 環境の変化で切り替える
安心 不安

さていきなりですがシステムとはなんでしょうか?

システム、システム、システム・・・と繰り返し言っていると、あっというまにゲシュタルト崩壊を起こしてしまうので程々にしてください。言い方を変えれば「仕組み」のことですね。では仕組みとはなんでしょうか・・・ってもういいですね。

要はある目的を達成するために、複数の手段を選別し組み合わせることです。株式投資における目的とはなにかというと、安定した資産形成であり、これは戦略レベルです。ではその目的を達成するためにはどのような「仕組み」を作りばいいのでしょうか。

それにはまず自分にあった手段を探すことから始めます。

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デイトレードは手段

デイトレードは1日や数時間の短い期間でトレードを繰り返し資産を積み上げていく手法です。デイトレーダーにおいてデイトレは利益をあげるための手段です。上手い人だとかなりの高確率で利益を上げていくことが可能でしょう。

デイトレードで稼ぐ確率を高めるためにはいろいろな決まり事があります。損切りをしっかりやる、チャートのかたちを見る、取引量の増加をみるなどなど・・・わたしはデイトレードをやらないのでよくわかりませんが、その他にもいろいろ守るべきことはあります。しかしそうやって数々の決まり事を守って利益を上げたとしても、それはあくまで手段であり戦術レベルです。

かなりの確率でデイトレで利益を上げることができても、油断して散財してしまえば資産はそんなに増えません。パチンコでたまに勝ったらご褒美として焼肉を食べてしまい、利益をふっとばすというアレです。また調子がいいからと言ってどんどんデイトレに使う種を増やしてゆけば、一度の失敗で全財産を失うことになりかねません。

デイトレで稼いだ利益を資産増加に繋げるには、散財や大損をしないという「仕組み」が必要です。例えばデイトレに使うタネは資産の10%にするとか、デイトレの利益の90%には手を付けないなどです。

スイングや長期投資も手段

デイトレードと同じようにスイングや長期投資も資産を増やすための手段であり、戦術レベルです。どうやって利益を上げるかに注目しているだけで、資産を安定的に増やすには仕組みの中に組み込む必要があるからです。

ただデイトレードが得意な人はデイトレで、スイングが得意な人はスイングで、長期投資が性に合っている人は長期投資を用いるだけで、利益を上げるということにおいてはすべて同じです。そこには得意、不得意、相性の善し悪しで各個人使わけているだけです。

どんな手段を使っても最終的には安定して資産を増やしていくという目的は同じです。そのためデイトレであろうがスイングであろうが、長期投資であろうが仕組みの中に組み込む必要があります。

利益を上げる手段+利益を守り更に増やしていく手段=資産形成の仕組み

であり、安定した資産形成をするためには利益を上げる戦術のほかに戦略レベルの視点が必要になります。

戦略には広い視野が必要

書店に行けば○○式チャート解読法とか、これさえ覚えればデイトレで稼げるとか、毎日500円節約して100万円稼ぎましたなどの本が並んでいます。たしかにその本通りに実践すればある程度はお金を稼ぐことはできるでしょう。しかしおそらく資産を形成するまでにはいかないと思います。なぜならそういう本は利益を上げるだけの手段であり、戦術レベルだからです。

そのような本を読んで安定した利益を上げることができたとしても、その先の資産を守り、増やしていくというところまでは書かれていません。そのため利益を上げる手段、資産を守る手段、資産を増やす手段を組み合わせて資産を形成する「仕組み」を作るのは自分でやるしかありません。そのためには視野を広く持ち、数々の手段を取捨選択し自分にあった方法を探して組み合わせることが重要です。

戦略的な思想は個人の意志によるところが大きい

戦術的な手法について書かれた本は数多くあります。しかしなぜ戦略的な資産形成について書かれている本がないのかというと、個人の意志や投資哲学によって投資手法が変わるからです。あのバフェットですら師匠のベンジャミン・グレアムと同じ手法ではなく、フィリップ・フィッシャーなどの超グロース株投資なども取り入れて自分独自の戦略で投資をしています。そしてみなさんがバフェットの戦略を真似しようとしてもできるでしょうか?

もちろんノーです。

バフェットと同じ投資方法、性格、意思、、哲学、資産、バークシャー・ハサウェイの保険業務で得られるフロートなどをそっくり真似することは不可能です。そのため各個人が自分にあった手段を選び、確立し組み合わせるしかないのです。

みなさんも自分だけの資産形成システムをつくり上げ、どんどん資産を増やしてください。

それでは投資を楽しんで!

【株式投資における戦略と戦術】その3:戦略で資産増加を自動化する

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