【株式投資における戦略と戦術】その1:戦略と戦術の違いを知る

こんにちは、モズークです。

わたしの株式投資歴は10年以上で、その間にいろいろなことを試してきました。その途中でいろいろな手法やノウハウを思案したり試して最善手を模索してきました。

手法ではバリュー投資や成長株投資、デイトレやスイング。商品は個別株はもちろん投資信託やETFやREITなども含め様々なものを試してきました。

このように今までいろいろなものを試してきたのですが、最近になって欠けているものがわかりかけてきました。それは戦略ではないのか?

上で挙げたものは戦略ではなく戦術なのでは?ということにやっと気づいてきたところです。とはいえ戦略について「これだ!」というものがまだ確立できていないので、ぼんやりふんわりとしています。それでも今現在、わたしの株式投資における戦略と戦術についての考えをできるだけ書いてみたいと思います。

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戦略といえば「大戦略」

わたしにとって戦略と言って思い浮かぶのはシステムソフトというメーカーのコンピューターゲーム「大戦略」です。しかしよく考えれば大戦略という名前がついているわりにゲーム内容は作戦または戦術レベルということに気づきました。

ふたつの勢力が狭いマップのなかでの勝敗を目的にしたものは戦術であって、戦略ではありません。後にメガドライブで発売された「アドバンスド大戦略」くらいになれば、やっと戦略レベルといえるようになります。

コンピューターゲームの「戦略シミュレーション」と呼ばれるものの中には、戦略レベルではなく戦術レベルのものが多くあります。そのために戦術を戦略と勘違いしていることがおおいのです。

野望は戦略

むしろ戦略はコーエーの「信長の野望」や「三国志」のほうが近いでしょう。「信長の野望」の「野望」はもろに戦略を象徴する言葉です。

信長の野望といえば最終目的は天下統一であり、まさに戦略です。それに比べて桶狭間の戦いは野望を達成するための合戦の一つであり戦術です。

歴史にIFはありませんが、もしも信長が桶狭間で負けて尾張に撤退したとしましょう。それでもひょっとして上手くやれば、政治的に義元と和睦に成功するかもしれません。または義元の配下の武将になって、下克上のチャンスを狙うかもしれません。そうなれば信長の天下統一の目は残り、野望が達成される可能性は残ったでしょう。

このように戦術では失敗しても、戦略ではとりかえしがつくものもあります。ゲームでは戦術で負けてしまえばゲームオーバーになってしまうので、なかなか戦略という思考が育たなかったのだと思います。

戦略と戦術の違い

ゲームの場合と同じように株式投資においても、戦略と戦術の使い方が間違っているものが多くあります。

よく書籍やTwitterで「投資戦略」と自称しているものの中には、実は戦術レベルである場合がほとんどです。

  • デイトレやスイングなどのトレード手法は戦略ではなく戦術
  • 株式や投資信託やETFなどの商品選びも戦術
  • お金の節約や上手な貯金の仕方なども戦術
  • つまりやることがはっきりしていて、真似しやすいものは戦術

それでは戦略とは?というと、戦術を使った上で達成する大きな目標であるといえるでしょう。簡単に言えば「お金に困らない状態」を作り上げるというところでしょうか。

なんだかふわっとした言い方ですね。例を挙げると「お金の心配をしなくてもいい生活」「あくせく働かなくてもお金に困らない生活」「人々の役に立つことをする」「資産を安全に増やしていく」などでしょうか。

うーん、よくわかんないかな?

戦略と戦術の対称表

簡単にですが株式投資の戦略と戦術の違いを表にしてみました。

戦略 戦術
システムづくり ノウハウ
自動 手動
ふわっとしていてわかりにくい 明確でわかりやすい
利益を守る 利益を上げる
資産全体の増加 取引毎の勝ち負け
長期間あるいは永久 短期間で有限
環境の変化に備える 環境の変化で切り替える
安心 不安

大まかにですがこのように考えることができます。次回からはこの表をたたき台にして戦略と戦術について詳しく考えていきます。

まだ自分の中でも戦略についてぼんやりとしていて、しっかりした考え方ができたわけではありません。それでも今現在の考え方を整理する目的で記事を書いてみたいと思います。

それでは投資を楽しんで!!

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