貯金だけで大丈夫?忍び寄るインフレこそリスク

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みなさんこんにちは、モズークです。今回は貯金のリスクについて書きます。

貯金、いい響きですね。貯金が趣味でお金が増えていくのが楽しみ、という方もいるのではないでしょうか。預金通帳に並んでいる数字を見ると気分がウキウキするのもわかります。

貯金は株や債券のようにマイナスリスクがないから安心だと思っていませんか。そんな安心財産のと思われがちな貯金は、実はほったらかしにするだけではリスクが高めです。えっ?貯金のリスクなんて聞いたことないよと思われるかもしれません。いったい貯金のリスクとは何なのでしょう?

貯金のリスク、それはインフレです。

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インフレこそ最大のリスク

元本が保証されている貯金は、引き落とさなければ口座からお金は減っていきません。通帳の数字が減ってないからそのとおりです。利息も微々たるものですがちゃんとつきます。

しかし目に見えなくても確実に資産は徐々に減っています。どういうことでしょうか?実はインフレでお金の価値は年々減っていきます。

商品価値が上がることはお金の価値が下がること

そんなわけあるわけない、1万円は1万円の価値があると思われるでしょう。周りを見てください、最近買い物をして値段が上がった物はありませんか?

軽自動車は昔は50万円で買えるものもありましたが、いまでは100万円を超えるものがほとんどで、200万円クラスも珍しくなくなってきました。機能や技術が上がって商品の価値があがっているから高くなるのは当然です。それだけではなく人件費、材料費、開発費などの生産コストがあがったのも理由です。

商品の価値が上がり価格が高くなる、これは相対的に見ればお金の価値が下がっていると同じです。

日銀のインフレ目標率は年2%

日銀の量的緩和でお金全体の量は年々増えています。2016年8月現在、まだ達成されていませんがほぼ確実に将来的にはインフレになるでしょう。

日銀のインフレ目標は年2%です。これがもし達成されれば、30年でお金の価値は約半分になる計算です。単純に考えて、いま100円で買えるものが200円になります。

インフレから資産をまもるために

一所懸命働いて貯金した現金100万円が、30年後には半分の50万円くらいの価値になってしまう。そんなことになったら悲しいですよね。

銀行にお金を預けておくだけでなにもしないこと、それは目には見えない忍び寄るリスクなのです。インフレリスクを回避するためには積極的にお金を運用し、最低でもインフレと同程度の運用益を出していくしかないのです。

堅実で真面目な国民性でしょうか、日本は貯金意欲が非常に高い国です。90年代のバブル崩壊の後遺症もあり投資はギャンブル、危険、高リスクという考え方も強いです。ですが、ただ貯金しておくだけでは株や債権などのリスク資産よりも高いリスクを背負う可能性も高いです。

インフレに身を任せ資産が減っていくのをただ眺めているのではなく、将来の資産は自分の手でまもりましょう。

過去には預金の利率8%なんて時代も

余談ですが、過去には貯金しておくだけで利息が年8%ついた時代がありました。10年持っていれば貯金が倍になった、そんなおいしい話があったのです。もしこの先そんな利率になったなら、貯金だけでインフレ率を超えます。

そのときは預金しておいても大丈夫です。もちろん積極的に運用などしなくてもいいですよ。

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