【こんな会社の株を買え】Point7|長期的展望を持っている会社

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みなさんこんにちは、モズークです。

『こんな会社の株を買え』もおかげさまで7回目となりました。今回は『長期的展望を持っている会社』というテーマで書きます。

長期的展望、これは絶対に必要です。これが無い会社は成長する可能性は低いと思っていいでしょう。

毎日同じことを繰り返すだけでいっぱいいっぱいの会社もたくさんあります。わたしがやめた会社もそうだったなあ・・・(遠い目)とにかく上の会社から仕事を回してもらうだけで、それ以外やらない会社でした。そのため入社したときから退社するまで10年間、ほとんど成長しませんでした。社長に会社を将来的にこうしたいというビジョンが全くありませんでしたね。

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どんなに好調な事業も10年は持たない

10年ひと昔とはいいますが、ここ10年で衰退したりなくなった仕事や技術はたくさんあります。パソコンの普及でワープロがなくなり、スマホの普及で着メロは消え、デジカメの普及で銀塩フィルムは消滅寸前になり、メールの普及で年賀状は減り続けています。このように技術や環境の変化で今現在好調な会社でも、10年経てばみすぼらしい業績の会社になる可能性があります。ですから10年先を常に見据えて新しいことに挑戦する事が必要です。

できれば新しいことに挑戦する気持ちを社長を始め社員全体が共有していることが望ましいです。上司から言われていることだけをやる社員ばかりでも困ります。社員自ら上司に新しいことを提案し、それに答えてやらせてみる上層部であれば理想的です。

結果が出るには10年かかる

今好調な事業も10年後はどうなるかわからないと上で書きました。しかし新しい事業が実を結び花を咲かせるまで、やはり10年はかかります。それにやはり百発百中とはいかずに、10年やっても花開かない事業もあります。

開発が計画通りにいかなかったとか、計画自体が儲かる事業ではなかったなど原因はいろいろあります。新事業計画が失敗したら、別の新事業計画をまた10年かけてやり直しです。挑戦に失敗はつきものですのでこれは仕方のないことです。そのときに主要事業がまだ健在なら良いのですが、衰退を始めていたとしたら断続的な成長に水を差すことになります。

失敗することも考えると新事業計画もたった一つだけではリスクが高すぎます。常にいろいろな可能性を模索し、複数の計画を実行している会社こそが成長し続ける会社です。

赤い悪魔

ファミコン、スーパーファミコンと大ヒットを生み出しその後もゲームボーイ、NINTENDO64、ゲームキューブ、3DS、Wiiなどゲーム業界で大きな力を誇っている任天堂ですが、実は挑戦しすぎて失敗というものも数多くあります。その最たるものがバーチャルボーイです。

いまでこそヘッドセットを使ってVRを楽しむゲームが話題ですが、任天堂は20年以上も前にヘッドセット型の3Dゲーム機を出していました。しかし悲しいかな当時は3DCGを扱える程のパワーがゲーム機にはなく、擬似的に2Dを3Dに見せるので精一杯という状況。さらにコストの影響か技術が追いつかなかったのかゲーム画面の色は赤一色。やっていることのとんがり具合とは裏腹にそれほど売れず、一部のマニアの話題になっただけひっそりと消えていきました。その外観や画面が赤一色だったからか、当時のユーザーからは「赤い悪魔」と呼ばれています。

しかし任天堂は当時スーパーファミコンやゲームボーイで絶好調だったからこそこんな尖ったハードも出せたのです。20年経ってこれからヘッドセットを使ったバーチャルによるゲームが出始めています。任天堂はゲームの未来を10年どころか20年先をみていたことになりますが、発想が新しすぎて技術が追いつきませんでした。

バーチャルボーイでの失敗から学び、裸眼で見える3Dのゲーム機である3DSのヒットでやっと敵討ちを果たしたのかもしれません。こんな任天堂の3Dへのこだわりから考えると、もしかしたらこっそり秘密裏に独自のVRハードを開発中かもしれません。

10年後の成長のために

ずいぶん話がそれましたが、任天堂のような企業ですら成長し続けるには挑戦し続けるしかありません。一方でわたしの退社した会社のように毎日仕事に追われて、新しいことを模索する時間すら作れず衰退していく会社もあります。また大きい会社は安定を求めるため、新しいことに挑戦せず現状維持で満足する傾向があります。

成長のために10年後、20年後に花開くことを信じて長いスパンで新しい事業への計画を立てる。そして役員及び社員が将来の展望をはっきり共有して新事業に挑む、そんな会社を探して投資をすることが大切です。

それでは投資を楽しんで!!

【こんな会社の株を買え】Point8|営業が優秀な会社

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