日本の投資アレルギーを治したい

みなさんこんにちは、モズークです。

アベノミクスで起こった株高の動きも、ここ1年以上あまりぱっとしない状況です。日銀やGPIFが日本株を買いまくっている状況でも、思ったほど株価が上がっていません。

たしかに旧民主党政権時は日経平均7,000円だったことを考えれば、約2倍の14,000円を割ることはない今の状況は十分とも考えられます。でもやはりもう一度日経平均20,000円を超えていって欲しいところです。株価が停滞している原因はなんでしょう。

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投資家の弱気が株価低迷の原因

アベノミクス初動は投資家の株価上昇への期待で株価は大きく上げました。多くの投資家の気持ちは、株価上昇に染まっていました。

ところが日経平均20,000円を超えてすぐに、また20,000円台を割り大きく下がってしまいました。そのときに持ち株の下落で含み損が増え、弱気になった一般投資家が手を引いてしまったのではと予想します。株価の下落で損切りした人の中には、もう株はこりごりと思い投資をやめてしまった人もいるのでしょう。

投資の知識を得る機会が少ない

日本人の株に対するイメージはギャンブル、損をする可能性が高い、儲かってもあぶく銭というものが多数派です。わたしの母親も株が下がると損してるんじゃない?と心配そうに聞いてきます。日本人はいったいなぜ投資に対して良いイメージを持っていないのでしょうか。

その理由は日本の子供は投資を勉強する機会を与えられていないのが原因のひとつです。義務教育の小学校、中学校で投資の授業をしている学校などほとんどないでしょう。

それどころか大人でさえも投資に対する正しい知識を勉強する場所は多くありません。自分で積極的に本を読んだり勉強しなければ、投資の初歩知識すら得ることは難しいです。

投資と投機を混同して悪いイメージを植え付けるメデイア

テレビでは株のデイトレードやFXの投機で大損をし、狭いアパートで貧乏暮しというような報道番組も流されます。デイトレやFX、バイナリオプションのように短期的に大儲けようとするのは投機です。これらはよっぽど運がなければ損をする確率が高い、丁半博打のようなものです。しかし投資と投機の区別もつかない人はそんな番組を見て思うでしょう。

「やっぱり投資は危険だ、近付かないでおこう。」
「やっぱり額に汗を流してお金を稼ぐのが一番だ。」
「儲かっている奴はインサイダーで得た情報があるから儲けられるんだ。」
「株なんかやる奴にはろくな人間がいない。」

マスメディアは投資家に恨みでもあるかのような印象操作をします。これでは普通の人が株式投資から目を背けるのも当然です。

バブル崩壊の後遺症

日本のバブル経済は1980年代からはじまり1990年代に崩壊しました。わたしが小学生の頃なので覚えているはずですが、残念ながらわが家は景気が良かったという記憶はありません。どんな株や土地でも買えば必ず上がる(という思い込み)で、借金をしてでも買ったほうがいいというくらいの勢いだったらしいです。

その後土地価格の高騰を抑えようとした旧大蔵省(現財務省)の総量規制、日銀の公定歩合引き上げが重なりバブルは崩壊しました。土地や株に手を出していた人は大幅な価格下落により大損をしました。その後バブルで存した人々は一切の投資に手を出さず、まじめに貯金だけをする世代になりました。

そしてその世代は、投資を始めようと思っている若者にこう言います。

「株なんかやめとけ。絶対に損するから。」

若者の投資意欲を否定し、株はは恐ろしいという恐怖概念の押し付けです。そんなことをいうバブル崩壊直撃世代の言うことは無視してかまいません。いまの若い子はネットで情報を探す能力に長けているから、それほど心配する必要はないと思いますが。

日本国民の金融資産は1,700兆円

日本人の保有する家計の金融資産は1,700兆円あります。世界中でもトップクラスの金融資産を持っています。

内訳を見てみますと、その50%以上が銀行への預貯金です。株式には10%以下しか投資していません。アメリカを見ると貯金が約14%で、株式投資は35%にも及びます。

預貯金のうち10%でも株式投資に回すことができれば、日本の株はもっと上がるはずです。しかし投資アレルギーのせいでリスクを極端に怖がり、投資より貯金を選んでしまいます。

投資はおもしろい

投資の正しい知識をつけ、投資へのアレルギーを減らしていくこと。投資は楽しい、おもしろいという考えを若者はじめ広い世代に広めたい。日本の株式市場を活性化させ、ひとびとの資産を増やし暮らしを豊かにしたい。それはわたしがこのブログを作った理由のひとつです。

みなさんも投資を楽しんで!

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