格差を無くそうと思ったらどうすればいいのか

こんにちは、モズークです。

経済的格差って言葉、テレビなどのメディアで一時期もてはやされました。
当時マスコミはピケティの「21世紀の資本」を取り上げ、格差が広がっているという部分だけを抜き出してアベノミクスは格差を生み出す悪政だと世論を誘導しようとしていました。
しかしピケティ本人がアベノミクスは正しいと発言したとたん、マスコミは存在価値がなくなったためピケティのピの字も出なくなりました。
プロパガンダに都合のいいときは大々的に取り上げ、利用できなければポイ捨てするマスコミの姿勢は本当に酷いものです。

そもそもピケティは「格差は広がっている」という現象を述べただけで格差が良いとも悪いとも言っていません。
そして格差を埋めるとすれば富裕層や資産家に対して増税するか、戦争などでインフレを起こせば格差はなくなるだろうと言っただけです。

そんなマスコミの世論誘導に使われがちな格差ですが、格差は悪いことなのでしょうか?
もし仮に格差が開いている状態が悪いと仮定してどうすれば格差を減らすことができるでしょうか?

今回はそんな格差について書いてみたいと思います。

広告

格差が開くのは悪いことなのか?

まずは格差が開くことは悪いことなのかについて考えてみます。
わたしは格差は別に悪いことではないと思います。
格差というとお金を持っている人が持ってない人をお金に物を言わせて働かせ、さらにお金を手に入れるというようなイメージで語られることがあります。
でもお金を持っている人が資本として投資をし、会社を経営して人を雇うことが悪いことなのでしょうか?

資産家が資本を投資し会社を作り、従業員を雇い経済活動をしその利益で給料を払う。
そして残った利益で更に投資をし会社を大きくして従業員を増やし給料を払う。
これは資産を投じた側と労働者ともにお金を得ることができるWIN-WINの状態です。

もし資産家が投資をせずにお金を遊ばせていたら、雇用は生まれずもちろん仕事もありません。
仕事がなければ労働者になるべきだった人は給料も入らずお金を得ることができません。
お金を手に入れることができれば食料も家も贅沢品も買えません。

資本主義では格差が広がるのはしかたがない

資産家がリスクを取らずに投資をしなければ格差は広がらないかもしれませんが、貧困層は賃金を得られずに貧しいままです。
資産家が投資をして会社を作れば格差は広がるかもしれませんが、貧困層は賃金を得ることができます。
その過程で格差が広がることは当たり前で避けることができません。

仕事がなくみんないっしょに貧乏な世界よりは、格差はあるけど仕事もあり賃金も得られてそこそこ豊かな世界のほうがいいと思いませんか?

このようにみんながある程度豊かに暮らそうと思ったら、リスクを取った資産家とリスクを追わずに労働で賃金を得ることができる労働者に格差ができるのはしかたがないのです。
これが今私達が経済活動をしている資本主義の基本です。

え?共産主義?社会主義?あんな資本主義より酷い格差を生み出すような失敗作は捨てておきましょう。

格差を小さくするには?

わたしたちが資本主義で暮らしている以上格差は避けることはできません。
それでも少しでも格差を少なくしたいという声もあると思います。
ではどうすれば格差はを少なくすることができるでしょう。

まず資産家、資本家、富裕層などのお金を持っている層に重税をかけ頭を押さえる。
これなら皆んな貧乏になろうよ状態ですので格差は小さくなります。
しかしこの方法では資産家はリスクを取ってまで投資することがバカらしくなります。
どうせ利益を得たとしても税金で大幅に持っていかれてしまうのですからモチベーションだだ下がりです。
結果的に積極的な投資が減り経済規模は収縮し、労働者にまで悪い影響が出ます。
そのため税金をかけるのはほどほどにしないといけません。

次に戦争でインフレーションが起きることです。
インフレが起これば貨幣の価値は目減りしていきます。
例えば資産家が1億円、その他の人が100万円持ってたとします。
戦争で激しいインフレが起こりお金の価値が1億分の1になったとします。
資産家は持っていた資産の価値が1円になり、その他の人は0.01円になります。
インフレ前は9千900万円だった格差が0.99円に、つまり約1円まで縮まります。

やった!格差が縮まったぞ!!これでみんな平等だ!!
しかし100円のパンは誰も買えません。

こんな世界嬉しいですか?
わたしは御免こうむる。

押さえつけるのもインフレも駄目なら底上げだ

資産家が資産を増やすことができるのはリスクを取って投資をしているからです。
資産家が投資をして会社を経営し、そのおかげで労働者は労働さえすれば比較的少ないリスクで賃金を得ることができます。
そして労働者は労働で得た賃金で消費をし、無くなったらまた労働を・・・って、ちょっと待った!

得た賃金の消費をすることは生活に必要なのでかまわないのですが、全部使ってしまっては資産を形成することはできません。
残ったお金を少しでも投資に回し、お金を生み出す資産にしなければ格差は広がり続けます。
というか資本主義では格差を埋めることはできないので、労働者層が投資で資産を形成し経済全体を底上げするくらいしかできることはありません。
簡単に言えば「みんなで幸せになろうよ」ということです。

そのためにもより多くの人に投資活動を広めることが必要です。
しかしなぜか日本は良き労働者になる教育はされているのですが、投資家になるための教育は全くされていません。

そのことについては資産家が労働者を得るためにわざとそういう教育をしているという人もいます。
わたしが個人的に思うにはそんな陰謀めいた理由ではなく、ちゃんと投資について教えることができる人がいないだけという気がしますが。

とにかく本当に格差をなくそうと思っているのなら、資産家などの富裕層に文句を言ったり税金を増やせといっても意味はありません。
自分で投資の勉強をし、労働で得た賃金を投資に回し、資産家の側になろうとすることが一番の格差を減らす方法です。

冒頭で述べた格差を利用して政府を批判するようなマスコミはじめいろいろな人は本当に格差を無くそうなんて考えていません。
格差といういかにも社会悪のような言葉を利用しているだけの不埒な輩です。
そんな戯言に耳を傾けるよりももっと前向きな気持ちで生きてゆきたいですね。

それでは投資を楽しんで!

広告