【こんな会社の株を買え】Point8|営業が優秀な会社

アイキャッチ

みなさんこんにちは、モズークです。

大好評連載の『こんな会社の株を買え』もいよいよ終盤の第8回を迎えることになりました。残りはこの回も含めてあと3回です。気合い入れていきましょう。

さて今回は『営業が優秀な会社』について書きます。あれ?以前も同じような記事を読んだぞ?というあなたは大変素晴らしい記憶力をお持ちです。

そうです、以前に『企業における営業の重要性』という記事で、営業はとても大事ですよと書きました。というわけで今回はこれでおしまい・・・というわけにはいかないので違う視点で書いてみます。

広告

優秀な営業の調べ方とは?

そもそも優秀な営業はどうやって調べればよいのでしょうか。研究開発費や設備投資費などは数値化されているのですが、四季報をパッと見ただけでは営業活動費はどれくらいなのかわかりません。バランスシートや決算書をみてもなかなか把握できません。よほど詳しくインターネットで検索したり、直接会社に聞き込みしたりしないと正しい数字は出ないでしょう。

また営業活動費がどれだけ効率的に売上に貢献しているかというのも、なかなか具体的に数値化できません。そのため投資家が投資先を選ぶ基準になりにくく、軽視されているのが現状です。

質の低い営業活動は出口の狭い瓶のようなもの

営業を軽視する会社では驚くほど大きな利益を得ることは難しいです。どんなに良い製品を製造が作っても消費者にアピールできなければまず売れません。売れなければ在庫が積み上がり、保管費用で経費はかさみ赤字を出して近い将来倒産が待っているでしょう。優秀な経営陣が在庫調整をどんなに行っても出口がせまければ事業は先細るしかありません。このように優秀な経営陣や作業員、優秀な研究開発員と同じくらいに、営業の事業における重要性は高いのです。

日本では営業は使い捨てのような扱いで、結果が出なければすぐにポイされてしまいます。これでは優秀な営業はなかなか育ちません。海外、とりわけアメリカの会社などは営業を雇うときでも厳しい目で慎重に選びます。そしてさらに社内の成長プログラムで会社にとって有益な営業に育て上げます。海外の企業はそれだけ営業の役割を周知し、重視しているのです。

あなたが知っているということは営業が効いている証

テレビや雑誌、インターネットでよく聞くメーカーや製品があります。知らず知らず何処かで聞いたことがある名前の製品が、次に買う製品の候補にあがります。このようにあなたがそのメーカーや製品について知っているということは、営業活動がちゃんとされている証拠でもあります。株式投資で「知っている企業の株を買え」というアドバイスもありますが、正しく営業活動が行われてという面から見るとあながち間違ってはいないのです。

日本の自動車シェアトップのトヨタ自動車が広告宣伝費も膨大であることもその証明と言えるでしょう。あのトヨタですらブランドのパワーを維持するのにお金を大量に使うのです。宣伝広告費をケチって営業に力を入れていない会社では、どうやってもかなうはずないですね。

頑固親父の秘境ラーメンではいけない

「てやんでえ!うちのラーメンは味のわかるやつだけ来ればいいんでい!」

腕組みした頑固親父のいるラーメン屋の店主がいいそうなセリフですね。おそらく近い時期に店じまいすることになるでしょう。誰にも知られずひっそりと秘境にあるラーメン屋ならそれでオッケーです。頑固な店主と一部の常連客くらいしか困らないでしょう。

しかしわたしたち投資家のお金の投資先となると、そんな会社はもちろんノーサンキューです。優れた技術、しっかりした経営、素晴らしい信念もさることながら、営業が強く優れていることも大きく成長する会社には必要不可欠です。そんな優れた営業を見つけ出すにはやっぱり地道な調査と観察が必要です。

それでは投資を楽しんで!

【こんな会社の株を買え】Point9|経営陣が真面目で誠実な会社

広告