みなさんこんにちは、モズークです。
隣の国のやんちゃなカリアゲ坊っちゃんが、危ないおもちゃを手に入れて喜んで見せびらかしています。おかげで日本の株もだだ下がりで、わたしの資産もめっちゃ減りました。株辛い。
ですがこういう危ない国が隣にいくつもあるのが日本なので、これくらいのリスクは織り込んでおかなければいけませんでした。そういう意味では最近楽観しすぎていたので、素直に反省するべきです。
さて、こんな相場ではいままで順調に上がっていった株でさえもストンストンと落ちてきます。落ちるナイフには手を出すなといいますが、今の状態はさながらブラックマジシャンの千本ナイフが空から降ってくるかのよう。実際にわたしも落ちるナイフを数本掴んでみましたが、その格言通りに手のひらに傷を負いました。
マジで落ちるナイフに手を出してはいけない
下手に手を出すと退場へのカウントダウンが始まります。死のマジックボックス!!
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地面に突き刺さってからでも遅くはない
そんな一見すると美味しそうに見える落ちるナイフですが、うかつに手を出すとわたしのように怪我をします。でも株は安く買って高く売るのが基本。安くなったら買いたくなるのが投資家人情というものです。
ではどうしたらいいのか?
答えはナイフが地面に突き刺さり、ビヨヨヨーンという振動が収まってからゆっくりと安全な柄を握って拾えばいいのです。そうすれば手に怪我を釣ることもなく、安全に買うことができます。
そんなこといってもそこから下がる可能性もあるじゃないか、という声もあるでしょう。そんなときは買わなければいいのです。買えばそこから株価が下がりお金が減る可能性はありますが、買わなければお金は減りません。
お金が減ることを恐れてリスクを回避するならば、地面に突き刺さったナイフ見なかったことにしてお金を減らさないようにしましょう。
理想はエクスカリバー状態
混乱する株式市場はいうなれば戦乱の時代。こんなときには市場の雰囲気は殺伐とし、腰の座っていない投資家は逃げ出します。そして幅広い株が売られ、そのなかには好業績のものまで売られてしまいます。地面に突き刺さったままのナイフは誰も見向きをしなくなり、やがてガッチリと食い込んで抜けにくくなります。
これは言うなればエクスカリバー状態
あとはだれも株などに興味を失った総悲観の世界で、伝説の投資家になる者が勇気を持ってそのエクスカリバーを引き抜くのです。そしてエクスカリバーを手に入れた投資家はその剣を持って伝説の投資家になるのです。
おわり
リバウンドしちゃったらどうするの?
とはいえ一時的な値下がりで今日にでもリバウンドする可能性もあります。そんなときには落ちるナイフ掴んでおけばよかったと思うでしょう。
でもそれは結果論です。儲けられるはずだったお金を悔やんでもしかたありません。買ってさらに落ちる可能性を回避したんだとポジティブでいきましょう。
10年上株式投資を続けるとこのように急激な下落相場になることはよくあります。リーマンショックや東日本大震災やチャイナショックに比べたら、いまのところはミジンコみたいな下げです。ですがこの下げがいつまで続くかわかりません。そのため今うかつに美味しそうな落ちるナイフに手を出すのは極力控えるべきです。
「世界一のナイフ使いの俺なら落ちるナイフでもらくらく掴んでやるぜ!!」という人も、できれば即死しない本数にだけにしておきましょう。
株式投資の基本は生き残ること、サバイバルですからね。
それでは投資を楽しんで!!