【書評】宇宙は「もつれ」でできている 「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか

宇宙は「もつれ」でできている
「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか

The Age of Entanglement
When Quantum Physics Was Reborn

ルイーザ・ギルダー 著
山田克哉 監訳
窪田恭子 訳

量子力学が全くわからないことがよくわかった
ぐっすり眠りたい人におすすめ

おすすめ度 ☆

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そもそも量子力学とはなんぞや

まずこの本を読んだ理由は、量子力学とはなんぞや?という疑問からでした。結果から書くと、量子力学とは何かわからないことがよくわかりました。

そもそもこの本は量子力学については詳しく書いてありません。アインシュタインやシュレーディンガーやハイゼンベルクやボーアなど量子力学に関わった物理学者たちを描いた物語です。

どのようにして量子力学が古典物理学との矛盾を解決するのか。そもそも古典物理学は正しいのか。それに翻弄された物理学者たちを追いかけています。

天才ゆえに困ったおじさんのアインシュタイン

この本で面白かったのはアインシュタインの困ったおじさんっぷりです。アインシュタインといえば一般相対性理論をはじめ数々の業績を残した天才です。でもそのアインシュタインですら量子力学の謎は解明できません。

量子の世界では古典物理学では考えられないことが起こります。有名な「神はサイコロを振らない」という言葉からもわかるように、量子が確率論的な振る舞いをすることを否定します。天才ですから言葉巧みに他の学者が出した論文の矛盾点を様々な思考実験で崩そうとします。

その様子を読んで、まるでどこかのアニメスタジオの天才監督と似てるなと一人で含み笑いしてました。自分の信念をなかなか曲げず、負けず嫌いな子供のようなところが天才にはあるのでしょうか?

とにかく読んでて長く眠い

量子力学について関わった主な学者をとりあげていますから、それはそれは分厚い本でひたすら長い。しかも量子力学についてあーだこーだと書かれても、さっぱりわからないものだから、読んでて眠くなります。

専門的な記述が書いてあるところはよくわからないSF用語だと思って、そんなもんだで無理やり読みすすめました。思考回路はショート寸前です。もう一回読めと言われても半年後くらいにしてくれと言いたくなります。

それでも最後まで読めばご褒美として、よくできた小説のようにあっと言わせるオチが待っています。きっと数百ページさかのぼってある人物についてのページを確かめるでしょう。

量子力学について考えるきっかけにはなった

この本を読んでもさっぱりわからなかった量子力学について、とりあえずYouTubeなどで関連動画を漁ることが増えました。超ひも理論、二重スリット実験、なかにはスピリチュアル的な動画もあり楽しく観ています。

どうやらすべては波動というかひもというか振動というか周波数というかそんな感じで、わたしたちの意識が関与すると粒子になるとかそんな感じらしいです。わたしたちの意識も波動なのかパルスなのかそういうものを発していて、意識すると波動を粒子化するんでしょうか。

自分でも何言ってるかわかりません。

というわけで量子力学の解明は頭のいい偉い人たちに任せてわたしはぐっすり眠ることにします。

おやすみなさい。

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