【運用成績】2017年8月

2017年6月30日現在の資産状況は以下のとおりです。

保有株式
名称 保有株数 株価 評価額
4345 シーティーエス 65,000 774 50,310,000
7847 グラファイトD 21,700 604 13,106,800
7833 アイフィスJ 5,000 519 2,595,000
3080 ジェーソン 2,500 394 985,000
合計 66,996,800

資産運用成績
先月比+3.73% 年初比+62.32%

備考

あっという間に8月も終わり、今年も残すところあと4ヶ月となりました。この1ヶ月の感想としては、なんともパッとしない1ヶ月だったなという印象です。それでも資産のほうは先月比プラスで終わることができたので、運が良かったなと思います。

個別でみれば我が資産の主力である4345シーティーエスが着実に株価を伸ばしました。1日単位でみていると大きく下げたり、高値更新したりと株価がかなり激しく動きましたが、1ヶ月終わってみればちゃんと安定しているという素晴らしい会社。株式分割後にしばらくは大きく売られるのではという予想もくつがえし、総資産の4分の3を占めるまでになりました。仮にシーティーエスの株価がズンドコ下がったとしても、割安になればちゃんと自社株買いしてくれるので下がっても安心です。9月には上方修正や中間配当増配のおしらせはあるのかな?あるといいですねぇ~~~~~!

7847グラファイトデザインは2Qの決算が出るまでは、しばらくこの位置から動きそうにないですね。岩の心電図モード継続です。

7833アイフィスジャパンくんは、がんばれ。ただ正直ここまで売り込まれる決算内容ではないとおもいますので、ガッチリホールドです。なんか相場の雰囲気がサプライズ決算以外は好業績にあらず、みたいになっているのが気になります。

3080ジェーソンは先月も書いたように配送センターの設備投資の経費があるので、今期はそれほど株価は上がらないでしょう。来季以降に期待しつつ、安い今のうちに仕込んでおく時期です。今月は買い増しできなかったので、できれば来月は買い増ししたいと思います。

いよいよ明日からは9月。9月といえば、地中海沿岸や南の島でサマーバッケイションを堪能していた奴らが帰ってきます。そう、がいっこくじんとうしっかです。日本の株なのに外国人投資家の資金次第というのもどうかとおもいますが、これでやっと夏枯れモードも終わりそうです。

それでは来月も投資を楽しんで!

楽天スーパーポイントで投資信託を買ってみた

みなさんこんにちは、モズークです。

さて先日『いよいよ楽天スーパーポイントで投資信託が買えるように!』という記事で楽天スーパーポイントで投資信託が買えるようになるという記事を書きました。

いよいよ楽天スーパーポイントで投資信託が買えるように!

予定では8月26日に買える(注文できる)はずだったのですが、前日の25日に大規模なネットでの障害があり、その影響なのかはわかりませんが26日ではなく、1日遅れの27日に注文できるようになっていました。

で、実際に注文をしてみたのですが、もちろん27日は日曜日なので注文してもすぐ買えません。さらに投資信託は相場の開いている営業日の終値を基準に買い付け価格が変わるので、1日待つことになります。さらにさらに、わたしが買った投資信託はアメリカ株メインのファンドです。つまりアメリカ市場が終わってから基準価格が決定するので、注文してから買い付けるまで実際は2日かかることになります。

というわけで月曜日に注文が通り、火曜日にアメリカ市場の基準価格が決まり、今日になってやっと口座に買い付けた投資信託が入りました。この売買処理のなんともどんくさいところは投資信託のデメリットです。ですが、逆にいえば下手に儲かるタイミングで買ってやろうなどという野心もなくなるというメリットでもあります。

つまり投資信託は慌てず騒がず資産を増やしていきたい人向けともいえます。

楽天証券あっぱれ

そんなこんなで(?)数ヶ月貯まりに貯まった楽天スーパーポイント、6,490ポイントで無事投資信託を買うことができました。ただ全てのポイントが使えるわけではなく、期間限定ポイントや他のポイントから変換したポイントなどは使えません。

また、わたしの場合は楽天証券の売買手数料が自動的に楽天ポイントになる設定なので、その分も投資信託の買い付けにはつかえませんでした。楽天証券側によれば、来月下旬から証券ポイントから変換した分も使えるようになるらしいのですが。しばらく待ちましょう。

とはいえ、やはりポイントで投資信託が買えるというサービスは素晴らしく、ここは楽天証券あっぱれといえるでしょう。

お金とデジタルの境目があいまいになってきた

この楽天スーパーポイントで投資信託を買うというのは、実質的な現金化です。最近思うのは、このように最近現金とポイントの境目が曖昧になってきているということです。昔ならポイントがお金と同じように使えるとなると、その方法はすぐに潰されてしまっていました。しかし最近はそこらへんの境目はゆるくなってきている気がします。

そのため仮想通貨やポイント、その他いろいろのデジタルの価値というものが普通の現金の価値と同じになってきています。もともと国が所有する金で裏付けされた金本位制度をやめているので、今のお金には絶対的な価値はありません。そのお金を発行している国の信用度が価値ともいえますが、実はお金自体に価値はなく我々が勝手に価値あるものと思いこんでいるだけです。

便利ならお金じゃなくてもOKという時代に

今現在お金が使われている理由は便利だからでしょう。お金があれば商品の物々交換をしなくても、お金を介することで品物の交換がスムーズになります。また目に見えない労働やサービスもお金に換算できるので、物々交換する品物がなくても品物を手に入れることができます。

取引に便利であれば、国が発行したお金でなくとも仮想通貨やポイントもお金と同じ働きをします。これからは、このように現金と後から生まれたデジタルな通貨的なツールが融合して、さらに便利になっていくのでしょう。たぶんそういうのをフィンテックなどと呼ぶのでしょう。

社会は日進月歩で便利になってきています。資金の調達という面でも、クラウドファンディングやVALUなどでも活動資金の融資ができるようになってきています。

それにくらべてあいかわらず銀行は担保がなければなかなかお金を貸してくれません。この流れからすれば旧態然とした動きの鈍い銀行などは、時代について行けずに淘汰されていくんじゃないのでしょうか。そうなればお金を貸してくれない銀行なんかいーらない、という事態になるかもしれません。

・・・などと楽天スーパーポイントから話が脱線しましたが、今日はそんなところです。

それでは投資を楽しんで!

【ハンドレッドバガー計画】その1:Amazon.comを分析する

みなさんこんにちは、モズークです。

株価が10倍になることをピーター・リンチはテンバガーと呼びました。いまでは株式投資家の間では一般的な単語となっています。

あたりまえですが100万円分買っておいた株がテンバガーになれば1000万円です。あれ?思ったよりもインパクトが足りない気がしませんか?

そうです、確かに買った株が10倍になるというのは大変素晴らしいのですが、これで引退や~めた!というほどの効果はないのです。一般的にセミリタイアを目指す人が引退可能と想定している資産は1億円以上です。つまりテンバガーを達成した後、増えた資産でさらにテンバガーをもう一度達成しなければ1億にはなりません。

え?テンバガーを狙わなくても地道に投資していけば1億は可能?はい、そうですね。ですがその手法では売ったり買ったり売ったり買ったりと手間がかかります。普通のサラリーマンや仕事をしている人はそんな時間はありません。

つまり何が言いたいかというと最初から100倍、つまりハンドレッドバガーになる株を100万円買っておいて放置しておけば夢の億り人になれるのです。

はい、そんな株がわかれば苦労しませんよね。誰だってそー思う。わたしもそー思う。

ですが過去に100倍を達成した株は実際に存在しました。おそらく今現在上場している株の中にも将来100倍になる株は潜んでいるはずです。

そんな100倍になる株を見つける計画、それがハンドレッドバガー計画です。

過去のハンドレッドバガーに学ぶ

100倍になる株を探すには、過去に100倍になった株を参考にすればええやんけ!!というわけで過去にハンドレッドバガーを達成した会社を分析してみます。

Amazon.com

ネットで通販するならアマゾン、というくらいの知名度を誇るアマゾン。小売とITと結びつけ、ITバブル時はもちろんITバブルが弾けた後でも、一時的に株価を下げたあとは順調に成長を続けています。

書籍ECから始まった事業も今では殆どの商品を網羅し、おまけに電子書籍ものシェアも4割以上という恐ろしい会社。それでいてAmazon Primeなどの新しいサービスもどんどん出してきて、保身などこれっぽっちも考えていません。企業はある程度の大きな規模になったら成長が鈍化するものですが、アマゾンにはそれがありません。おそらくこの先もなにか新しいサービスを出してくるでしょう。

一方、その成長に対してアマゾンに属する労働者の仕事量が急激増えたため、労働環境の悪化や運送会社との関係悪化なども招いています。

まだ赤字のうちに買っておく

そんなアマゾンですが、初期の数年間はは利益を出せない会社でした。あまりにも利益が出せないので、バカにされ続けたそうです。それでもそんな利益を出せないときに、先見の明でアマゾン株を買っておけば、はい!ハンドレッドバガーです。

つまりハンドレッドバガーの条件の一つは、

初期に利益を出せなくても、素晴らしい事業であれば買っておく

といったところでしょうか。

そんなアマゾンのように、初期は赤字ですが将来業界を変えてしまうほどの事業を展開している会社はあるでしょうか?もしあるならばそれはハンドレッドバガー候補かもしれません。

とまあこんな感じで過去のハンドレッドバガー株の会社を分析していきたいと思います。たぶん不定期のシリーズ企画になります、というかします。いま決めました。まさか書いてる途中までシリーズ企画になるとは思ってませんでしたが、結果オーライということで。

なおこの適当な分析を読み株式投資して損失を出しても、自己責任でお願いします。

それでは投資を楽しんで!

【書評】生涯投資家

生涯投資家

村上世彰 著

村上ファンド事件とはなんだったのかという疑問の一部が紐解ける
村上氏の投資スタンスに共感
企業に積極的に働きかける「もの言う株主」の捉え方が変わった

おすすめ度 ☆☆☆☆☆

当時はよくわからなかった村上ファンド事件

村上氏がインサイダー取引の容疑で逮捕されたのは2006年です。それはちょうどわたしが投資を始めたばかりのときでした。

ライブドショックも同時期だったと記憶していますが、どちらが先でどのような関係があったのかという時系列や関係性はよくわかりませんでした。

当時はテレビでヒステリックに村上氏のことを悪者にする報道が流れていたと思います。母と二人でテレビをみながら、母に「この人みたいな守銭奴になっちゃいけないよ」と言われた記憶があります。しかし投資を始めたばかりのわたしはインサイダー取引がなんなのかすらわからず、なぜこんなに連日テレビで放送しているんだろうくらいの感想でした。というかまるで興味がなかったという方が正しいでしょう。

あれから10年以上経って、今この本を取って読んでみた感想は「この人、ハメられたんじゃないかな?」というものでした。たしかに本著は村上氏視点から書かれていますので、そのような印象になるのでしょう。ですが今の加計学園の報道と同じく、ある組織や誰かの意図でむりやり悪の印象を植え付けられて、真実を歪められたというのがわたしの感想です。

マスメディアや獣医師会などの既得権益側に手を出すと、各方面からむりやりこじつけで悪者にされ、社会から事実上抹殺されてしまうのは今も昔も同じなのかとちょっとがっかりします。

投資家としてのスタンスに共感できる

村上氏の投資スタンスは「もの言う株主」という印象があります。

その「もの言う株主」の印象はテレビや新聞の報道で、企業からむりやり配当を出ささせたり、会社を乗っ取るという印象操作をされていました。ですがこの本を読めば、「株主軽視の傲慢経営をしている企業」に「もの言う株主」だったと読み取れます。

つまり「もっとやれるのになぜやらないんだ」という叱咤激励なのです。実際はどうかはわかりませんが、わたしも個人投資家の端くれなのでこの投資スタンスは共感できます。

これは数日前に読んだ『【書評】これが長期投資の王道だ』の著者で同じくファンドを運用していた澤上篤人氏の、企業を応援するスタンスとはまったく逆に見えます。ですがこれは作用する方向が違うだけで、本質的には企業を良くしたいという思いは同じであると気付きます。

この二人の投資家としての投資哲学にはわたし自身もおおいに学ぶところがあり、またおおいに共感できます。

読み物としてもおもしろい

この本の作りはハードカバーで、文字もやや小さめでありページ数も結構あります。表紙は真っ黒でいかにも読みにくそうな感じです。それでも中身は大変読みやすく、また内容が面白いのですんなりと読み終えました。元官僚だから文章が読みやすいとか、そんなわけはないのでしょうが、いままで読んできた中ではかなり読みやすい部類の本に入ります。

しかも読み物としてだけではなく、投資哲学の参考としても勉強になります。株式投資の初心者はもちろん、ベテラン投資家ならなお面白く読めると思います。

正直この本を読まなかったらインサイダー取引をしたという悪い印象のまま、村上氏に対してあまりいイメージを持たなかったでしょう。しかしそれは投資家という視点から見れば間違いだったと気付きました。

今でも村上ファンド事件当時の印象のままの人もかなりいることでしょう。そういう人にもぜひ一度読んでもらって、どこに真実があるのかを自分の頭で考える。

そして巷にあふれているフェイクや印象操作をまずは疑い、うかつに簡単には信じないようにする。そんな機会を与えてくれる良書です。

【書評】これが長期投資の王道だ

これが長期投資の王道だ

澤上篤人 著

個人的に考えが違うところもあるが、多くの面で共感できた
銭ゲバ連呼しすぎ
ファンドマネジャーにありがちな自分とこのファンド紹介がなくて好感

おすすめ度 ☆☆☆☆

みなさんご存知さわかみファンド

本屋に行ったらこんな本が出ていたので買ってみました。

著者の澤上篤人氏は投資をかじったことがある人なら名前くらいは知っていると思いますが、さわかみファンドを運用しているさわかみ投信の創設者です。

さわかみファンドといえば目先の利益にとらわれない長期投資という印象ですが、その運用哲学は詳しくは知りませんでした。ですがこの本によってその株式投資に対する思いの片鱗を感じることができました。

その内容は本を買って読んでもらうとして、面白かったのがとにかく投機家や短期の投資家を「銭ゲバ」とこき下ろしているところです。わたしも常々小さな値幅でりざやを稼ぐような投資家にあまり良い印象を持っていなかったのですが、それを澤上氏は「銭ゲバ」とバッサリやってるところは流石だと思いました。

しかも1回だけでなく何回も「銭ゲバ」「銭ゲバ」「銭ゲバ」と連呼しています。よっぽど近視眼的な取引が嫌いなんでしょう。

あと気付いたのは澤上氏の執筆スタイルは「大事なことなので2回書きました」ということです。「あれ?これさっき読んだ文章と同じことが書いてある」と思うこともありましたが、たぶん意図的にやっているのでしょう。大事なことをを繰り返し繰り返し書くことで、読者に「これは大事なことだな」と気付かせるようにしているのでしょう。

これは初心者にも読みやすい配慮だと思いました。

後半になるにつれて熱量が上がっていく

最初の方は初心者にやさしく説くように書かれているのですが、後半になるとだんだんと文章がヒートアップしているという印象を受けました。

とくに生活者個人個人が日本企業のオーナーになるという大きなビジョンを説明するときは、まるで目の前で熱くなった澤上氏が語っているかのように感じました。おそらくここら後半の部分が澤上氏がいつも考え、そして実現させたい部分なのでしょう。わたしも日本の個人が日本企業の大株主になるというのは常に願っていることなので、大いに共感しました。

ただところどころ考え方が違うところや、ミクロ経済とマクロ経済の考え方がわたしとの違いがあったりしました。売買のサイクルなどはわたしの投資手法とは違う考え方でした。もちろん同じ長期投資家だとしても細かいところで考え方の違いはありますので、これは当然だとおもいます。

ファンドのことには触れず

他にわたしがいいなと思ったところは、さわかみファンドの運用側なのにファンドのことについてのセールスみたいのものが出てこなかったことです。

誰とは言いませんが他のファンド運用者の著書などを読むと、ファンドの運用方針や哲学もほどほどに自分のファンドのセールスをするものもありました。そのときは、「なんだ結局自分のファンドを売り込むための本かよ」とがっかりしました。

ですが澤上氏のこの本はそういうことはなく、むしろファンドのことには全く触れません。ブックカバーの帯には「年利5%を18年続けた云々・・・」と書かれていますが、帯の煽り文句は出版社の仕事なので澤上氏はノータッチだと思われます。つまり宣伝目的ではなく、純粋に長期投資について書かれた本ということです。

そういうところに、長期投資家としてのこだわりと強い信念を感じました。

文字も大きめで読みやすく内容は投資初心者にもわかりやすいので、長期投資について詳しく知りたいという人は読んでおいて損はない本です。